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PrivateLoRaで仮実装していますが、懸念点はあります。
PrivateLoRaの場合、送信ノード数が膨らんだ時の対策を 自前で実装しなければなりません。 (対策しない場合飽和して全くデータの取れない状態の続くノードなどが発生します)
多分送信ノードに実装しなきゃいけないアルゴリズム。
受信ノードに実装しなきゃいけないアルゴリズム
上記のうち現状のサンプル実装はListen before talkのみ実装完了しています。 また、上記実装の検証はそれなりの現場の実態に近いノード数の運用試験が必要です。
よく調べるとプライベートLoRa通信の多重制御も自前実装が必要なようです。 現状、チャンネルは固定での運用になるので多重数は1です。 (LoRaWANでは最大8〜16チャンネルを動的に使い分けますので多重数は8〜16です) おそらく数ノードでチャンネル内は飽和しちゃうかもしれません。 SFは大きければ大きいほど遠く離れた通信が可能なんですが、 1秒に1データ送るためにはSF11以下にしないと時間がオーバーします。 (1ノードあたりSF10~11あたりで電波送信時間が400msくらいある) これ2〜3ノードでキャパオーバーしちゃうかもしれない。 また、受信側にシングルチャネル置いてる限りチャンネル多重化は無理筋っぽい。
GW用のものは8〜16チャンネル同時受信が可能。現状のISP4520はシングルチャンネルなのでGWにはなれない。
LoRaWANの場合ADR(動的データレート適用)があるので、GWに近いノードは短時間で通信して遠方ノードのための時間を空けることができます。
調べれば調べるほど、LoRaWANに載っかっておく方が良い気がしてきました。
現状のloraブランチ ca59608 は一対一でしか通信できない気がします。
例えば1分サイクル、重複送信は諦める チャンネルは後ろの方に固定設定して出荷。 無難な設定で出荷してその仕様であるとして納品する。
ARIB STD-T108 では送信に使った時間の10倍の間隔を開けなくてはならない。
https://github.com/tanupoo/lorawan_toa/blob/master/image/lorawan-toa.png 10bytesの送信にSF12で約1秒の送信時間。
MAX11秒インターバル。 受信装置は3個で進める(決定)
うーん。プライベートLoRaで進めるの難しい気がする。