崩壊定数λの自動設定機能

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現在、核種ごとの「崩壊定数λ」はユーザーが入力する仕様となっている。

しかしOIRでは核崩壊データとしてICRP Publ.107を使用していることから、ICRP Publ.107の核種データファイル（放射線データ、スペクトルデータ）へのインデックスファイルであり、物理的半減期や崩壊系列などに関する情報を含む「ICRP-07.NDX」ファイルからFlexIDが自動で半減期を取得して、崩壊定数を自動設定するように改良したい。

なお、ICRP-01.NDXでは半減期について年を単位とする数値が存在し、これについてはグレゴリオ暦の平均日数 = 365.2425日を使うという考え方もあるが、OIRでは1年を365日で換算しているため、FlexIDではOIRに倣って1年＝365日で半減期を崩壊定数λに換算することとする。