Closed 9rnsr closed 1 month ago
@Maron1224 本件についてどう対応すべきか意見を頂けると助かります。
@9rnsr ご指摘ありがとうございます。排泄excのコンパートメントだけ時間(1日)平均放射能で出力するようにしております。これは実際のバイオアッセイデータ(尿、糞の測定値)が1日分の排泄量(1日積算値)を測定し、OIR Data Viewerも同様に、実際の測定に合わせて尿と糞の排泄量を1日単位で出力しているものと確認したと記憶しております。こちらでもOIR Data Viewerの単位も含めて確認致します。excだけaveを出力していますが、aveの単位が end×Δt=ave(Bq)なのか、ave(Bq/day)として算出されているのか、確認します。
@9rnsr OIRでは、排泄以外のコンパートメントは放射能の瞬時値、排泄コンパートメントは、1日の積算放射能を出力しているものと思われます。残留放射能のFlexIDとの比較は、そのような点に気をつければ良いですが、実効/等価線量の計算に使用されている放射能も確認します。当然、Δtの間の積算値×S係数となっているはずです。
排泄excのコンパートメントだけ時間(1日)平均放射能で出力するようにしております。これは実際のバイオアッセイデータ(尿、糞の測定値)が1日分の排泄量(1日積算値)を測定し、OIR Data Viewerも同様に、実際の測定に合わせて尿と糞の排泄量を1日単位で出力しているものと確認したと記憶しております。
OIRでは、排泄以外のコンパートメントは放射能の瞬時値、排泄コンパートメントは、1日の積算放射能を出力しているものと思われます。
現在のFlexIDは、excとそれ以外の両方がOIRのデータと合うように出力方法を変えている、つまり現状の一貫性がないように見える処理は意図的なものである、ということですね。そうするとこれは、コード中にコメントとして残し、またマニュアルにも明記したほうがいい事項だと思われます。
実効/等価線量の計算に使用されている放射能も確認します。当然、Δtの間の積算値×S係数となっているはずです。
@Maron1224 こちらについては実装が怪しそうです。関連して #31 を立てました。
本件はdocumentation
対応を要するissueとして、ラベルを貼り替えました。
FlexIDとしてコンパートメントの残留放射能の計算をOIR互換で行う機能を追加し、これをUrineとFaecesコンパートメントに適用する、という方向性で機能追加する。言い換えると、この機能を適用しないexcコンパートメントについては、Retentionファイルにおいてもaccと同様に末期放射能の数値を出力する、とするのが一貫性が出ると考える。#103 を参照。
@9rnsr ご検討頂きまして、ありがとうございます。Urine
とFaeces
はOIRと同じ[/day]
の値をRetentionファイルに出力し、この2つ以外の exc
コンパートメントは末期放射能を出力するとの理解で宜しいでしょうか?
@Maron1224 はい、その理解であっております。
Urine
, Faeces
以外のexc
コンパートメントは、具体的には吸入摂取でそのまま体外に出ていくEnvironment
、皮膚や汗を経由して体外に排出されるコンパートメントなどといった、24-hour sampleと同じやり方で数値を出すのはあまり意味が見いだせないものばかりなので、現状では末期放射能を出す形にするのがRetentionファイルの一貫性から考えるとbetterだと判断しました。もちろん現段階での判断なので、今後適切な理由があれば、出し方を変えてもいいと思っております。
@9rnsr ありがとうございます。拝承です。尿と糞以外で24時間サンプルする排泄物はありませんので、上記の対応でお願い致します。
https://github.com/9rnsr/FlexID/blob/ff6601e022d74d076bd4b1e8443e627263fffe7a/FlexID.Calc/CalcOut.cs#L205-L207
26 のコード整理で明らかになったが、現状の出力処理は、excコンパートメントについては出力時間メッシュにおける平均放射能の数値を出力しているが、それ以外のコンパートメントについては末期放射能の数値を出力しており、一貫性がない。
なおexcコンパートメントの出力については、ICRP OIR Dataとの一致を確認できるよう、この出力になっていると推測している。