Open AkihikoWatanabe opened 2 years ago
従来のdropout研究では、学校のドロップアウトやコースのドロップアウト、MOOCsなどでのドロップアウトが扱われてきたが、モバイル学習環境を考慮した研究はあまり行われてこなかった。モバイル学習環境では着信やソーシャルアプリなど、多くの外敵要因が存在するため、学習セッションのドロップアウトが頻繁に発生する。
学習セッションを、隣接するアクティビティと1時間のインターバルが空いていないアクティビティのsequenceと定義 Transformerを利用したモデルを提案。
利用したFeatureは以下の通り
AUCでの評価の結果、LSTM,GRUを用いたモデルをoutperform
また、Transformerに入力するinput sequenceのsizeで予測性能がどれだけ変化するかを確認したところ、sequence sizeが5の場合に予測性能が最大となった。
これは、session dropoutの予測には、生徒の最新のinteractionの情報と相関があることを示している。だが、sequence sizeが2のときに予測性能は低かったため、ある程度のcontext情報が必要なことも示唆している。
また、inputに利用するfeatureとしては、問題を解く際のelapsed_timeと、session内でのposition、またdropoutしたか否かのラベルが予測性能の向上に大きく寄与した。
Q. AUCの評価はどうやって評価しているのか。dropoutしたラベルの部分のみを評価しているのか否かがわからない。 Q. dropoutラベルをinputのfeatureに利用するのは実用上問題があるのでは?次の1問を解いたときにdropoutするか否かしか予測できなくなってしまうのでは。まあでもそれはelapsed_timeとかも一緒か。
https://arxiv.org/pdf/2002.11624.pdf