issues
search
AkihikoWatanabe
/
paper_notes
たまに追加される論文メモ
https://AkihikoWatanabe.github.io/paper_notes
20
stars
0
forks
source link
Extending Deep Knowledge Tracing: Inferring Interpretable Knowledge and Predicting Post-System Performance, Richard+ (w/ Ryan Baker), ICCE'20
#476
Open
AkihikoWatanabe
opened
2 years ago
AkihikoWatanabe
commented
2 years ago
https://arxiv.org/pdf/1910.12597.pdf
AkihikoWatanabe
commented
2 years ago
概要
ざっくりとしか読めていないが
DeepLearningBasedなKT手法は、latentな学習者の知識を推定しているわけではなく、「正誤」を予測しているだけであることを指摘
→ 一方BKTはきちんとlatent knowledgeがモデリングされている
→ 昔はknowledge inferenceした結果を、post-testで測定したスキルのmasteryとしっかり比較する文化があったが、近年のDeepLearningベースな研究では全く実施されていないことも指摘
→ learning systemの中でどのようなパフォーマンスが発揮されるかではなく、learning systemの外でどれだけスキルが発揮できるか、というところにBKTなどの時代は強い焦点が置かれていたのだと思われる
DeepLearningBasedなKT手法でもknowledgeのinferenceが行える手法を提案し、BKTやPFAによるknowledge estimateよりもposttestのスコアと高い相関を示すことを実験した
→ 手法: それぞれの問題のfirst attemptに対する正誤データの「全て」をtraining dataとし、DKT, DKVMN, BKT, PFAを学習。 -(おそらく)学習したモデルを用いてある生徒AのスキルBのknowledgeをinferenceしたい場合、生徒Aが回答したスキルBと紐づいた問題に対する平均正答率を推定した習熟度とした - 生徒Aはtraining dataに含まれている生徒
すなわち、生徒Aにとって未知の問題の正答率を予測しているわけではなく、モデルがパラメータを推定するために利用した既知の問題-回答ペアデータに対して、モデルがパラメータをfittingした後にinferenceできる正答率の平均値を習熟度としている
結果
4種類のスキルに対するpost-testのスコアと相関係数をモデルごとに比較した結果、DKT, DKVMNなどは、BKTよりも高い相関を示し、PFAとはcomparableな結果となった
所感
この手法のリアルタイムな運用は難しいと思った(knowledgeをinferするために毎回モデルをtrainingしなおさなければならない)
BKTが推定するスキルのmasteryはこのcase studyだけ見ると全くあてにならない・・・
ユーザが回答した問題と紐づいたスキルのknowledgeしか推定できないところもlimitationの一つだと思う
この手法がtraining dataに含まれていない「未知の問題」に対する正答率予測を平均することで、knowledgeをinferenceできるという話だったのであれば、非常に興味深いと思った。 - 実際どうなんだろうか?
https://arxiv.org/pdf/1910.12597.pdf