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PENS: A Dataset and Generic Framework for Personalized News Headline Generation, ACL'21 #706

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AkihikoWatanabe commented 1 year ago

https://www.microsoft.com/en-us/research/uploads/prod/2021/06/ACL2021_PENS_Camera_Ready_1862_Paper.pdf

AkihikoWatanabe commented 1 year ago

In this paper, we formulate the personalized news headline generation problem whose goal is to output a user-specific title based on both a user’s reading interests and a candidate news body to be exposed to her. To build up a benchmark for this problem, we publicize a large-scale dataset named PENS (PErsonalized News headlineS). The training set is collected from user impressions logs of Microsoft News, and the test set is manually created by hundreds of native speakers to enable a fair testbed for evaluating models in an offline mode. We propose a generic framework as a preparatory solution to our problem. At its heart, user preference is learned by leveraging the user behavioral data, and three kinds of user preference injections are proposed to personalize a text generator and establish personalized headlines. We investigate our dataset by implementing several state-of-the-art user modeling methods in our framework to demonstrate a benchmark score for the proposed dataset. The dataset is available at https://msnews.github.io/pens.html.

Translation (by gpt-3.5-turbo)

AkihikoWatanabe commented 1 year ago

概要

ニュース記事に対するPersonalizedなHeadlineの正解データを生成。103名のvolunteerの最低でも50件のクリックログと、200件に対する正解タイトルを生成した。正解タイトルを生成する際は、各ドキュメントごとに4名異なるユーザが正解タイトルを生成するようにした。これらを、Microsoft Newsの大規模ユーザ行動ログデータと、ニュース記事本文、タイトル、impressionログと組み合わせてPENSデータを構成した。

データセット生成手順

103名のenglish-native [speakerの学生に対して、1000件のニュースヘッドラインの中から最低50件興味のあるヘッドラインを選択してもらう。続いて、200件のニュース記事に対して、正解ヘッドラインを生成したもらうことでデータを生成した。正解ヘッドラインを生成する際は、同一のニュースに対して4人がヘッドラインを生成するように調整した。生成されたヘッドラインは専門家によってqualityをチェックされ、factual informationにエラーがあるものや、極端に長い・短いものなどは除外された。

データセット統計量

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手法概要

Transformer Encoder + Pointer GeneratorによってPersonalizedなヘッドラインを生成する。 Transformer Encoderでは、ニュースの本文情報をエンコードし、attention distributionを生成する。Decoder側では、User Embeddingを組み合わせて、テキストをPointer Generatorの枠組みでデコーディングしていき、ヘッドラインを生成する。 User Embeddingをどのようにinjectするかで、3種類の方法を提案しており、1つ目は、Decoderの初期状態に設定する方法、2つ目は、ニュース本文のattention distributionの計算に利用する方法、3つ目はデコーディング時に、ソースからvocabをコピーするか、生成するかを選択する際に利用する方法。1つ目は一番シンプルな方法、2つ目は、ユーザによって記事で着目する部分が違うからattention distributionも変えましょう、そしてこれを変えたらcontext vectorも変わるからデコーディング時の挙動も変わるよねというモチベーション、3つ目は、選択するvocabを嗜好に合わせて変えましょう、という方向性だと思われる。最終的に、2つ目の方法が最も性能が良いことが示された。 image

訓練手法

まずニュース記事推薦システムを訓練し、user embeddingを取得できるようにする。続いて、genericなheadline generationモデルを訓練する。最後に両者を組み合わせて、Reinforcement LearningでPersonalized Headeline Generationモデルを訓練する。Rewardとして、

  1. Personalization: ヘッドラインとuser embeddingのdot productで報酬とする
  2. Fluency: two-layer LSTMを訓練し、生成されたヘッドラインのprobabilityを推定することで報酬とする
  3. Factual Consistency: 生成されたヘッドラインと本文の各文とのROUGEを測りtop-3 scoreの平均を報酬とする とした。 1,2,3の平均を最終的なRewardとする。

実験結果

Genericな手法と比較して、全てPersonalizedな手法が良かった。また、手法としては②のattention distributionに対してuser informationを注入する方法が良かった。News Recommendationの性能が高いほど、生成されるヘッドラインの性能も良かった。 image

Case Study

ある記事に対するヘッドラインの一覧。Pointer-Genでは、重要な情報が抜け落ちてしまっているが、提案手法では抜け落ちていない。これはRLの報酬のfluencyによるものだと考えられる。また、異なるユーザには異なるヘッドラインが生成されていることが分かる。 image