Python入門

[yuyuyuriko78]

基本中基本

• 出力はprint
• 変数定義は「変数名＝中身」でOK。型など不要
• 浮動小数点は気にせずガンガン計算OK

条件

if a == b:
  print("aとbは等しいです")
elif a > b:
  print("aのほうが大きいです")
else:
  print("bのほうが大きいです")

• 条件分にかっこいらない
• 「else if」じゃなくて「elif」

関数

def 関数名( 引数 ):
  関数の処理

• 関数名は、小文字から始める

[yuyuyuriko78]

複数の値を入れるもの

タプル

tuple = ('a', 3.14, true)

• 変数のセットを格納する。
• 様々な型の値をセットできる
• いちど格納したら、要素の変更ができない。

  ---

  リスト

  list = ['a', 3.14, true]

• 変数のセットを格納する。
• 様々な型の値をセットできる。
• 後から要素を変更することができる。

機能	書き方
要素追加	リスト名.append(値)
要素削除	リスト名.remove(値)
特定の要素を数える	リスト名.count(数えたいもの)
特定の要素があるか確認する	リスト名.index(確認したい値)　※４
要素数を数える	len(リスト名)
要素の並び順を逆にする	リスト名.reverse() もしくは 変数名=リスト名[::-1]（最後から１個ずつ要素を取得）
要素を昇順に並び替える	リスト名.sort()
要素を降順に並び替える	リスト名.sort(reverse = True)
中身を空にする	リスト名.clear()
n番目までを取得	変数名=リスト名[: n ]　※１
n番目より後を取得	変数名=リスト名[n :]　※２
n番目以降m番目までを取得	変数=リスト名[n : m]　※３
k個おきに要素を取得	変数=リスト名[::n]
すべての要素の合計値	sum(リスト名)

※１　リストがlist=["a","b","c","d","e","f"]で、dまで取りたい場合は、list[:4]である。dのインデックス番号は「3」であるが、この場合は「n番目」までを取得したい　ので、n=4　である。 ※２　リストがlist=["a","b","c","d","e","f"]で、d以降を取りたい場合は、list[4:]である。 ※３　list[n:m] は、「n番目以降（nは含まない）、m番目まで取得（mは含む）」と覚える ※４　存在する場合：その要素が返される　存在しない場合：NameErrorが返される

リストの内包表記

例１

list = [1,2,3,4,5]
double = [x * 2  for x in list]

これはつまりこういうことである

list = [1,2,3,4,5]
double = []
for x in list:
// list[x] のようにしなくても、xだけでlist内要素をあらわす
  double.append(x * 2)

例２

list = [1,2,3,4,5]
even = [x * 2  for x in list  if x % 2 == 0]

これはつまりこういうことである

list = [1,2,3,4,5]
for x in list:
  if  x % 2 == 0:
    even.append(x * 2)

例３ 偶数を２倍に、奇数を０倍にしたリストを作る

list = [1,2,3,4,5]
//三項演算子の記法を使う
odd = [ x*0     if  x%2==1  else  x*2     for x in list]

これはつまりこういうことである

list = [1,2,3,4,5]
odd = []
for x in list:
  if x % 2 == 0:
    odd.append(x * 2)
  else:
    odd.append(x * 0)

---

ディクショナリ（連想配列、マップ）

dict = {"key1": "value1", "key2": "value2"}
print(dict["key1"])

• キーと値の組を入れる。
• キーを指定して、値を出力できる
• 後から要素の変更ができる

機能	書き方
値取得	変数名 = 辞書名["キー名"]
要素追加	辞書名["キー名"] = "値"
要素削除
キーの一覧取得	辞書名.keys()
値の一覧取得	辞書名.values()
キーと値の一覧取得	辞書名.items()
キーと値の組削除	del 辞書名["消したい組のキー名"]

辞書の内包表記

例１ 男性にはMr.をつけ、女性にはMs.を付ける

person = { "Bob":"male" , "John":"male", "Jessica":"female"}
dear = [ str("Mr."+k)  if v == "male"  else  str("Ms."+k)   for k,v in person.items()]
```　
- 辞書名.items() で、キーと値の組を取得。for k,v のkはキー、vは値を指す。

[Atsuhiko]

リストとタプルはすぐ混同してしまいます。

[yuyuyuriko78]

繰り返し

リスト

list = [1,2,3,4]
for i in list:
  print(i)

• 繰り返し回数カウント用の変数（ここではi）は、特段宣言が不要でいきなり使える

while

i = 0
while i < 5:
  print(i)
  i += 1

[yuyuyuriko78]

クラス

class クラス名:
  クラスの中身

• クラス名は、大文字から始める

コンストラクタ

def __init__(self):
  self.name = "aaa"
  self.color = "red"

• 初期化関数ともいう。クラスのインスタンス生成時に実行される。
• javaだとコンストラクタの前に変数を定義するが、pythonだと、変数がクラスで初めて出てくるのがコンストラクタ。
• コンストラクタには必ず引数「self」をいれる。これはインスタンスを指す。
• 変数初期化のときも、this.変数名　ではなくて　self.変数名

メンバ関数

• クラス内の関数のこと。
• 通常の関数とは異なり、第１引数に必ず「self」を入れる。
• メンバ関数の実行 インスタンス名.メンバ関数名( 引数 )
  • ただしこのとき、引数に「self」は不要

雑メモ

• pythonでは、クラス内のあらゆる関数の第1引数に「self」をいれる！！
  • コンストラクタだって初期化「関数」・

インスタンス生成

変数名 = クラス名()

• 「new」などは不要
• そしてインスタンスを代入する変数の型も不要 ※Carクラスのインスタンスcar1を生成する

python	java
crown = Car()	Car crown = new Car();

[yuyuyuriko78]

format関数

• pythonにおいて、文字列への変数の埋め込みに利用する関数。
• print関数で、変数と任意の文字列をともに出力したいときに使用する
• "任意の文字列{}任意の文字列".format(変数)

  apple = 50
  orange = 100
  total = apple + orange
  print("お会計は{}円になります".format(total))

• 複数の変数を埋め込みたいときは、中かっこの中にインデックスを振る。

  apple = 50
  orange = 100
  total = apple + orange
  print("りんご{0}円とみかん{1}円で、お会計は合計{2}円になります".format(apple, orange, total))

[yuyuyuriko78]

ラムダ式

• 無名関数（名前がつけられず定義された関数）を表現するための記法のこと。
• 書き方
  • 引数がある場合　変数名 = lambda 引数: 処理内容
  • 引数がない場合　変数名 = (lambda: "返される結果")()
• 関数名があるときはdef、関数名がないときはラムダ式を用いるのが推奨されている。

例１ f = lambda x: x*2 　 print(f(5)) これは def f(x): return x*2 　 print(f(5)) と同じ

例２ f = lambda a,b: a+b　　　print(f(3,5)) これは def f(a,b): return a+b　　　print(f(3,5)) と同じ

例３

f = lambda x: x*2　
num=[1,2,3,4,5]　
double=list(map(f, num))　
print(double)

• シーケンス（リスト、タプル）にラムダ式を適用する場合、map() を使用する
• map(ラムダ式が格納されている変数, 適用させたいシーケンス)

[yuyuyuriko78]

ファイルの操作

• pythonのプログラム上でファイルを開く
• with open('ファイル名', 'モード') as 変数名:
  • モード
    • 読み込み専用：r　書き込み専用：w　読み書き両用：r+　すでにあるファイルの編集：a
  • with構文：ファイルの閉じ忘れを防ぐ

例１「student.csv」というファイルを、読み込み専用モードで開く

with open('student.csv', 'r') as f:
  data = f.readlines()
  print(data)

• readlines() メソッド：ファイルを１行ごとに全て読み込む

例２「student.csv」ファイルを１行ごとに全て読み込み、１行ずつ出力する

with open('student.csv', 'r') as f:
  data = f.readlines()
  for line in data:
    print(line)

例３「student.csv」ファイルを１行ごとに全て読み込み、１行ずつ、名前とスコアをそれぞれキーと値として保存する。全員のスコアの平均値を求め、スコアが高い順に並べる。

with open('student.csv', 'r') as f:
  # 空の辞書studentを生成
  student = {}
  data = f.readlines()
  for line in data:
    # カンマで区切り、[name, score]というリストにする
    line = line.strip().split(",")
    name = line[0]
    score = int(line[1])
    # 辞書studentに、nameをキーにscoreを値として入れる。
    student[name] = score 
  average = sum(student.values()) / len(student)
  ranking = sorted(student.items(), key=lambda x: x[1], reverse=True)
  for s in student:
    print( "名前: {}, スコア: {} ".format(s[0], s[1]))

• 辞書の値のみを取得するときは、辞書名.values()
• 変数rankingの中身
  • sorted( 並べ替える対象, key = 並べ替えの基準, reverse = true/false)
  • key=lambda x:x[1] 辞書studentのインデックス2を指してる（？）
  • reverseパラメタ…昇順:Flase/降順:True
• format関数 {}にformatの引数に指定した変数を埋め込む

[Atsuhiko]

しばらくチェックしていない間にずいぶん充実しましたね。 ありがとうございます。