Rutten, Isa, and David Geerts. 2020. “Better Because It’s New: The Impact of Perceived Novelty on the Added Value of Mid-Air Haptic Feedback.” In Proceedings of the 2020 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems, 1–13. CHI ’20. New York, NY, USA: Association for Computing Machinery.
Authors
Isa Rutten, David Geerts MintLab, KU Leuven
Citation
Rutten, Isa, and David Geerts. 2020. “Better Because It’s New: The Impact of Perceived Novelty on the Added Value of Mid-Air Haptic Feedback.” In Proceedings of the 2020 CHI Conference on Human Factors in Computing Systems, 1–13. CHI ’20. New York, NY, USA: Association for Computing Machinery.
どんなもの?
(被験者にとって)新しい Haptic Device はNovelty が功を奏してUser Experience (Attractiveness や Pleasure など) に良い効果をもたらしていることを調査 (Workload は影響がなかった) Mid-Air Haptic (空中触覚に注目)
空中触覚のinterface としての評価に,「新しいから良い」が混在してしまっているのではないか?
先行研究と比べてどこがすごい?
Novelty が UX に正の影響がある. MAH (Mid-Air Haptics) も Novelty の効果があり,1週間たつと薄れ始め,3週間で消えた (Karapanos [16]) ⇒ Novelty を扱ってる研究は少ない
Workload と Attractiveness など UX とを同時に評価するところ (ボタン選択のタスク)
UX の向上 (楽しさなど) や Workload が減少する [40] という論文があるが,Novelty の影響ではないか?として,workload と attractiveness, pleasure を評価した.(時間をかけて事件したのかな
技術や手法のキモはどこ?
MAH のNovelty を考慮して,workload と attractiveness, pleasure (UX) を評価したこと
回帰分析している Why? : Non-orthogonal contrast にしたかった (らしい).理解できてない
どうやって有効だと検証した?
被験者: 今まで MAH を体験したことない人 (35歳以下 MAH の知覚特性のため) 30~32 名/条件 (繰り返し)
VF (Visual Feedback) : 重なったらボタンの色が変わる Discrete MAH + VF Continuous MAH + VF Discrete MAH Continuous MAH Nothin の6条件 4回練習 + 10回の本試行
まずは LLM (repeated measures ANOVA) みたいなもの non-orthogonal contrasts (非直行対比) の統計をしたかった (?) 条件間で違いはあったよ~
それぞれ詳しく見ていくために,contrast analysis (gmodels in R package) ⇒ シンプルに重回帰分析? VS の意味が分からないが... C1~C5 を選択して統計
Q. model fitting をしたらしいが,何のモデル? それぞれの条件間で水準の差を取って,有意か判定しているのだろうが,よく分からない...
post-hoc pairwise comparisons Novelty の差について
preference rankings with error bars
何が言いたいんだ...? statistically controllingってなんだ? 説明変数に Perceived Novelty を加えたら,有意差はでなくなった. (Novelty のオフセットがかかっているということ?)
議論はある?
Novelty を加味して,統計をすると Attractiveness や Pleasure の有意差 (VF と MAH) はなくなってしまう.UEQ でMAH があると 有意に Novelty があがっていたことや,Novelty がない時に有意差がでていたことを考えると,やっぱり Novelty の影響があったのでは,しかもそれは "Valence" 的な感情に影響があるのではないか
練習はあんまり意味がない (今回も練習を設けてはいる)
MAH で実験したものの,新しさはユーザの眼を引いてまず体験してもらう,ということに有効だろう.―そこから,異なる側面も見えてくる (iPhone もそうだった).だから 実験をするときには Noveltyには注意を払うべきだし,他のテクノロジーでも同じことかもしれない.
次に読むべき論文は?