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Fabricable Tile Decors #25

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実世界で使用可能な、異なる形のタイルがパッキングされた3Dオブジェクトを作成する手法

論文本体・著者

WEIKAI CHEN, The University of Hong Kong, USC Institute for Creative Technologies YUEXIN MA, The University of Hong Kong SYLVAIN LEFEBVRE, INRIA SHIQING XIN, Shandong University JONÀS MARTÍNEZ, INRIA WENPING WANG, The University of Hong Kong

解きたい問題

ユーザー指定のタイルを3Dオブジェクト平面に敷き詰める最適化問題(タイルパッキング)および プリンティングおよび接続可能なパッチ(タイル群)と接続部分の決定(パッチエクストラクション)

新規性

実装

タイルパッキングについて

アルゴリズムの大まかな流れは、 初期化 ⇒ Attraction phase と呼ばれるタイルの引き寄せ ⇒タイルの追加 ⇒ Repulsion phase と呼ばれるタイルの重なり除去 の流れになる。

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論文 Fig 6より

パッチエクストラクションについて

タイルの接続をグラフ(木)化し、グラフを最小の木(最小スパンニングツリーと呼ばれる)に分ける。 接続は、Hingeとsnap-fitと呼ばれる2種類のものがあり、他パッチ同士を接続するのがsnap-fitと呼ばれるものになる。 2つの点piとpjでTiとTjの間にヒンジを挿入する能力c(i、j)は、前項の潜在的なタイルの最大直径であらわされる。 snap-fitの方がHingeよりも大きいc(i、j)を持つように、かつ、ツリーの平坦化/展開が有効であるように最小スパンニングツリーを計算する。 たまに、Hingeとsnap-fitが重なることがあるので、適宜位置をずらして重ならないような接続場所も探す。

実験・議論

Results

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論文 Fig. 15 より

異なるタイルを混ぜても、どんな3Dオブジェクトでもうまくいってそう。

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論文 Fig. 16 より
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論文 Fig. 17 より

位置の指定や、タイルの大きさの指定、各タイルの数の指定なども可能であることが確認できる。

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論文 Fig. 20 より

従来のどのタイルパッキングよりもうまくいってる。(b),(c)がグローバル最適化の従来手法で、(d),(e)が局所最適化の従来手法。

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論文 Table.2 より

tprintだけ時間で、他は分。

Limitation and future work

読んだ中での不明点などの感想

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