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Retrieval and Visualization of Human Motion Data via Stick Figures #49

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棒人間のスケッチでモーションを検索する方法

論文本体・著者

論文情報

解きたい問題

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論文 Figure 1.より
スケッチからモーションを検索する。スケッチを描くとモーションの候補が表示され、候補に対応した動きがスケルトンで確認できる。

新規性

予備調査

モーションに対する棒人間の描かれ方を調査。

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論文 Figure 2.より
予備調査によって描かれた棒人間の様子

実装

Generating Stick Figures

予備調査に基づき、候補に見せるGnerated棒人間を作る。

Retrieving

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論文 Figure 4.より

Feature Vector Extraction

Eye Linkの長さを基準に0~1に正規化する。
スケルトンの特徴量ベクトルは以下であらわされる。
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すなわち、fsは、i番目のリンクに関する2Dのxとyそれぞれのベクトルを並べたものである。 また、各線は以下のように10点にサンプリングされる。これをfktと表す。
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バーがついてる文字変数は、Generated棒人間の各ベクトル。 スケッチとGenerated棒人間の距離は以下の式ではかられる。 image

実験・議論

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論文 Figure 7.および8.より
上図は、各モーションを探すためにユーザが描いたスケッチ。
下図が各モーションを探すのにかかった時間。
青が、提案手法のスケッチ検索インタフェースを用いて検索したグループ。赤が、Generated棒人間の羅列から探したグループ。
ゴルフの例以外は提案スケッチインタフェースのほうが早い。ゴルフは線が複雑になりがちで、スケッチ範囲が狭い瞬間を描くことなども多かったため失敗した。

Limitation

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論文 Figure 9.より
バク転を探した時の例。バク転を描くのがそもそも難しくて、(a)とか(b)みたいなpoor descriptionにしかならなかったので難しかったらしい。(c)みたいにキー姿勢をそもそもDBとは異なるものを描いてしまう被験者もいたとのこと。

読んだ中での不明点などの感想

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