新CDP案: EC2 Bootstrapping

[NobuhiroNakayama]

パターン名

EC2 Bootstrapping

分類

解決したい課題

• サーバの構成が均一にならない（再現性がない）

解決のための要素や手段

• サーバの初回起動時に定形のスクリプトを実行する（UserData）
• 設定ファイルをオブジェクトストレージに保存する（S3）
• オブジェクトストレージへのアクセス権限をサーバに委任する（インスタンスプロファイル）
• 設定ファイルのバージョン管理を行う（CodeCommit）
• オブジェクトストレージへのアクセス経路を提供する（S3 EndPoint、Route Table）

デザインパターンの内容

利点 (メリット)

• 手作業の排除による再現性の向上（属人性の排除）
• クレデンシャルの管理が不要／権限の変更が可能
• 役割分担（設定の作成と構築）
• UserDataの書き換えによる手法の転用が可能

注意点 (デメリット)

• パッケージのバージョン管理を厳密に行いたい場合に対応が困難（yumの制約）

品質特性

• ○ 機能性
• 信頼性
• △ 使用性
• 効率性
• △ 保守性
• 移植性

備考

このデザインパターンの課題、発展について

Serverspec等によるテストによる信頼性の向上（Jenkins）＋Code Pipelineによる自動化

[tcsh]

パターン名ですが「使い捨てAMI構築環境」みたいなのがいいかなと。

Disposable AMI Build Environmentとか、Disposable Environment for Building AMIとか。