Closed emadurandal closed 5 years ago
@emadurandal
ご報告ありがとうございます。VirtualBOX 上の入れ立てホヤホヤの Mojave でも再現いたしました!
SSL v2 はそもそも非推奨らしいので、v2 を使うための -ssl
オプションはブロックされた可能性が高いのですが、Mojave でのセキュリティ強化の一貫なのか調べてみてもなかなか情報が出てきませんでした。
しかし、やはり Mojave から rsautl
の -ssl
オプションは削除されたっぽいです。
$ openssl rsautl --help
には -ssl
オプションはあるのですが、$ man openssl
の rsautl
欄には -ssl
オプションはありませんでした。どうやら Mojave で削除され help
が更新されていないっぽいです。
$ man openssl
...
RSAUTL
openssl rsautl [-asn1parse] [-certin] [-decrypt] [-encrypt] [-hexdump] [-in
file] [-inkey file] [-keyform der | pem] [-oaep | -pkcs | -raw] [-out file]
[-pubin] [-sign] [-verify]
...
もう少しリサーチいたしますが、基本的にマージさせていただく方向で進めます!PR ありがとうございます。
なお、このリポジトリ( https://github.com/Qithub-BOT/Qithub-ORG )にあるスクリプトは情報がいささか古くなる可能性があるのと、ローカルに Clone するには雑多なデータも多いため、エイリアス元である QiiCipher のリポジトリをご利用いただくのがよろしいかと思います。(整理が出来ておらず、わかりづらく申し訳ありません)
本 PR をマージ後、QiiCipher に DIFF を適用いたします。
進捗です。 OpenSSL のマニュアルの日付を見ると今日の日付になってました。
$ openssl version
LibreSSL 2.6.5
$ man openssl | tail -1
BSD January 29, 2019 BSD
$ sw_vers
ProductName: Mac OS X
ProductVersion: 10.14.3
BuildVersion: 18D42
しかし、Mojave 10.14.3 のリリースノート をみても言及がなく、アップルさん、あわててアップデートして --help
の更新忘れをしたのかなと思ったのですが、どうも LibreSSL の OpenBSD 側が更新されていないようです。
以下 OpenBSD の最新コミットのソースコードの該当行です。
なので、こちらはマージしちゃいたいと思います。
@emadurandal
-ssl
オプションがないのにある件ですが、一応本家に Issue をあげてみました。
https://github.com/libressl-portable/openbsd/issues/101
本当は PR を上げたかったのですが、どうも OpenBSD の CVS かメールでのパッチ受付のみらしく GitHub 側には上げないらしいので、CVS がよくわからないため Issue を放つだけにしました。
@emadurandal
本家の最新ブランチで修正され Issue も Close されました。
あとは、Apple 側が反映するのを待つだけですが、安定版になるまで採用はされないかもですね。いずれにしても -ssl
は使えないということで。取り急ぎご報告まで。→ TL;DR 更新済み
私のMac (Mojave)環境で試したところ、OS標準のLibreSSL2.2.xでもbrewインストールしたOpenSSL1.0.2でも、 -sslオプションがついていると、
のようにCommand Usageの表示が出てしまい、正しく処理されない結果となってしまいました。 (以前はうまく言っていた気がするのですが……)
他の方も現在そうなっているのではないかと思い、-sslオプションを取り除いたプルリクを投げさせていただきます。 ご検討いただければ幸いです。
TL;DR(結論 2019/02/01 現在)
QiiCipher へは別途 PR を行い、この PR に言及予定。