Shumpei-Kikuta / Papers

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node2vec #6

Open Shumpei-Kikuta opened 6 years ago

Shumpei-Kikuta commented 6 years ago

Why

ネットワークのタスク(リンク予測,ラベル分類)を行うために適切な分散表現を得たい.

  1. Surpervised learning base 特徴量エンジニアリングが必要であり,専門的な知識が必要とされる,
  2. Classic decomposition base PCAや特異値分解などのアプローチがあるが,パフォーマンスが低い
  3. Solve the optimization problem(おそらくpersonalized pagerankなどのアプローチ) 目的関数の設定が難しい,計算コストが非常に高い.
  4. Unsupervised learning (node2vecはこれ) ネットワークの構造情報からベクトル表現を得る.適切な特徴量を保存するように埋め込めば,最も有望な方法.

node2vecによって,"homophily", "structual equivalence"を保存したベクトルを得ることができる.

Related Work

skipgramの手法を用いている. NLPでは分布仮説に基づいてベクトル表現を得る.ネットワークにおいて,skipgramの入力とするシーケンスを得る方法は多数考えられる,Deepwalkでは単純なランダムウォークでシーケンスを得たが,structual equivelenceを考えられていない.node2vecにおいては,違った手法でシーケンスを得る.

How

ランダムウォークをする際の代表的な手法を二つ紹介する.

  1. BFS(Breath First Search: 幅優先探索) 始点のノードに近いところを重点的に探索 +ミクロな視点で隣接関係を捉える.ノードのroleを保存する. (近いところを探索すればそのノードがハブなのか,端っこなのかなどの役割がわかる)
    • 一部分しか探索されない
  2. DFS(Depth First Search: 深さ優先探索) 始点から遠いところまで探索
    • マクロな視点で隣接関係を捉えるためコミュニティ構造(homophily)を保存
    • 試行のたびに異なる結果が得られる(分散が大きい)
    • 始点から遠いところまで探索してもさほど意味がない

Biased random walk

一個前にtにいて,今はvにいる,移動する先がx 2018-10-16 14 21 48 2018-10-16 14 22 05 以上のように遷移確率を定義.dtxはtとxの最短経路の大きさ.

直感的意味

p: 大きくなると元のノードに戻りにくくなる. →情報の冗長性をなくす. 小さくすると,元のノードに戻りやすくなる. →localの特徴をしっかり捉えられる.

q: 大きくなると遠くへ行きづらくなる →幅優先的になる 小さくなると遠くへ行きやすい. →深さ優先的になる.

ランダムウォークは時間・空間計算量共に抑えられる方法.

Experiment

Deepwalk LINEより遥かに高いパフォーマンスを出した.

Shumpei-Kikuta commented 6 years ago

ランダムウォークベースの代表格. ランダムウォークの方法を変えるとまた別の特徴を保存したembeddingが得られそう.