YutaroOgawa / causal_book

書籍「作りながら学ぶ! PyTorchによる因果推論・因果探索」の実装コードのリポジトリです
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【第2章1節p. 40】 縦棒を持つカッコ(│)は条件付き確率を示します→(誤植)条件付きを示します #3

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YutaroOgawa commented 4 years ago

Amazonにてレビューよりご指摘いただいた誤植の修正です。

https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R16SNHTLZ9C2FX/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=4839973571

本書ではP.46で条件付き確率が定義されているが,それは最も一般的なP(X|Y)という記法で与えられている。 なおP.40に「(|)は条件付き確率を意味する」という記載があるがこれは誤りである。 文脈を考えると,P.40では "|" (given)の意味を説明したかったのだと思われるため正しくは「(|)は条件付きを意味する」というところだろう。ただし,同一行にP.46(条件付き確率の定義)へのポインタが記されており致命的な誤植ではないと思える。

(修正前 p.40 処置群における平均処置効果(ATT)、対照群における平均処置効果(ATU)) となります。数式にある、縦棒を持つカッコ(│)は条件付き確率を示します。条件付き確率については後ほど説明します。 ↓ (修正後) となります。数式にある、縦棒を持つカッコ(│)は条件付きを示します。条件付きの確率表記については後ほど説明します。

もしくは、

(修正後) となります。数式にある、縦棒を持つ表記 "E (・│Z=1)"は条件付き確率(正確には条件付き期待値)を示します。条件付き確率などについては後ほど説明します。

と修正いたします(数学的に正確な書き方へと修正)。

※本書の範囲では、数学的に条件付き確率が条件付き期待値に変換できる領域を扱っているので、 私の説明でときおり、確率と期待値が混ざっている点があります。 これは宜しくないので、気付き次第誤植として直していき、より皆さまの理解しやすい書籍へと目指します。 また、すでに購入された方は本リポジトリのIssueをご覧くださいませ。

※前作の発展PyTorch本も、1年で79個のIssueをいただき、皆さまのご意見で、初版時よりさらに良くなっていきました。 https://github.com/YutaroOgawa/pytorch_advanced/issues

※だからといって、初版に間違えが許されるわけではないのですが、 前作同様に、皆さまからのご意見・アドバイスを増刷時に反映するなどし、日本社会により良い書籍を提供できるように頑張ります♪

Amazonカスタマーレビュー「ほ」さま、誠にありがとうございます。