YutaroOgawa / causal_book

書籍「作りながら学ぶ! PyTorchによる因果推論・因果探索」の実装コードのリポジトリです
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【第5章 P.108】Z==0を介入無集団、Z==1を介入有と考えることについて #37

Open black00sing00song opened 2 years ago

black00sing00song commented 2 years ago

大変興味深く勉強させて頂いています。 題記の件について、「介入」とは「すべての変数に対して仮の状況を無理やり与える操作」と理解しているので、既に与えられたデータに対して、Z==0の集団を介入無、Z==1の集団を介入有と記載されている点に違和感を感じております。 Z==0の集団を介入無、Z==1の集団を介入有と考えることができる理由を知りたいです。 どうぞよろしくお願いします。

YutaroOgawa commented 2 years ago

@black00sing00song さま

嬉しいお言葉、そして丁寧に本書を活用いただき、誠にありがとうございます。

本件、https://github.com/YutaroOgawa/causal_book/issues/18

と同様になってくるのですが、私の大きなミスです。 そして、影響範囲が大きすぎて、増刷レベルでは修正できないレベルの大きな記述ミスとなっています。

熱心さxが大きいと研修を受けるZ=1の確率が大きくなるはずが、プログラムが逆になってしまっていて、全てがあべこべになってしまっています。。。。

現象として、 「育成の熱心さ(x)が高ければ高いほど研修には参加しない」 という事態が発生している実装になってしまっています。 つまり、Z=0が研修を受ける、介入あり、Z=1が研修を受けない、介入なしになっています。

これが第7章、第8章にも波及してしまっています。

本書の第5章、第7章、第8章をきちんと整理できる日まで、本Issueに誤植ラベルを貼り付けさせてください。

非常にしっかりと読み、ご指摘をくださり、誠にありがとうございます。 書籍として、大変申し訳ない状況でご迷惑をおかけいたします。 誠に申し訳ございません