Closed kmaed closed 7 years ago
すみません,そもそもabstractの実装が途中やめになっていました……これは酷い.とりあえずabenori_devの bee97c9 で入れましたが,二段組みの場合がまだおかしいです.
二段組みでも大丈夫と思います.abenori_devの d519498 です.
確認しました.\maketitle
がないと abstract が出力されないのは仕様なのですね.
3056行目の
\ifthenelse{\equal{jlreq@article@type}{book}}{}{% article,report
ですが,jlreq@article@type
の前のバックスラッシュが抜けているせいで book の場合にも abstract 環境が定義されてしまっています.
よく見ると,twocolumn で abstract → \maketitle の順にしたときに,概要が右寄せになっていて中心がずれてしまっているように見えるのですが,これは意図通りなのでしょうか?
概要が右寄せになっていて中心がずれてしまっている
これは意図してないです.後で直します.
\maketitle
がないと abstract が出力されないのは仕様なのですね.
悩むのですが,どうするのがいいんでしょう?昨日は,とりあえず二段組の場合に概要を二段組に組み込むが否かを選べた方がよいと思い,jsarticleと同様にしてみた→一段組でも常に概要が後に出ないと二段組と整合的ではないかなと思ったので,今の形にしてみたのですが.
悩むのですが,どうするのがいいんでしょう?
おっしゃりたいことはよくわかりますし,私としては特にこうするべきという意見があるわけでもありません.ただ単に私が試すときに \maketitle
を書くのをサボっていたから少し混乱したというだけの話です.
正直なところどうするのがよいのかさっぱりですが,とりあえず今のまま(一段組ではどっちが先でも同じ:\maketitle
がないと概要が出ない,二段組はjsarticleに従う)できちんとしてみます.
(いろいろ悩むので,何か思うところがあればお願いします.)
つまるところ、clsファイルの仕様に関わることで、クラスファイルごとにお作法もアレだったりしますけれども :-) 、個人的には、 \maketitle
で出力するタイトル部の情報(タイトルや副題、著者情報、概要、キーワードなど)は、プリアンブルのみに書けるようにしておくのが好みです。
たとえば、一般的な汎用記事クラスファイルでよくある \title
や \date
、 \author
、 abstract
環境は、プリアンブルのみで記述できて、 \begin{document}
以降(通常、この直後に) \maketitle
でタイトル部を出力するということです。
実際に、学会誌用クラスファイルの組版仕様により、副題 \subtitle
やキーワード \keyword
などがあったりなかったりで、タイトル部の出力を変えたり、タイトル部全体を行取りをしたりするなど、少々細かな仕様が必要な場合もあります。
クラスファイルごとにお作法もアレだったりしますけれども :
うぐぅ.やっぱり~?困ったモノです…….折衷案的ですが,
\maketitle
で出力するとしてみましょうかねぇ.なんか中途半端でわかりにくい気もしますが,よくある\maketitle\begin{abstract}***\end{abstract}
でも動くようにはしておきたい.
ちょっと変な仕様だなぁと思いつつもプリアンブルにabstract
環境があるかで場合分けをすることにしてみました:abenori_devの 4cd9d06
article な(titlepage じゃない)ときに abstract 環境を使っても何も出力されません.\jlreq@abstractbox に飲み込ませてそのままなように見えます.