同期速度の問題

[y-chan]

BitZenyはyescrypt-0.5(yespower-0.5)を用いてブロックを構成している以上、ブロックの検証機構にyespower-0.5を組み込まなければなりません。そのため、計算機構が非常に重くなるので同期速度が遅くなってしまいます。 現在脇P氏によってyespowerでの計算をなるべく減らすPR (#5)が出されていますが、これはまだ完全ではありません。 同期速度の現在の改善案として、ヘッダーの検証機構を破棄し、信頼出来るサーバーのみを用いるという方法が出ています。 現時点でチェックポイントを3ヶ月分削り、同期速度を検証した結果、現在の検証ありの状態で6分、検証無しの状態で3分で同期完了することができます。 脇P氏のPRが完全な状態になって何分で同期できるかはわかりませんが、個人的には検証機構をつけたのに破棄するのは賛成できません。 セキュリティ向上のための検証機構なので、これを破棄するのはこちらとしては遺憾です。 前置きが長くなりましたが、検証機構は必要であるか、それよりも同期時間を優先するべきかの2択で議論を進めていきたいと思います。もちろんそれ以外の案があるならそれを、提案するのもいいと思います。

[y-chan]

PR(#5)が修正されたとのことで時間を計測しましたところ、3ヶ月削って5分という結果になりました。

[y-chan]

検証機構は、ユーザーが安全に使用するために必要であると考えます。 ブロック検証機構を破棄した場合、ごく稀でしょうがサーバーがハックされた等あればユーザーは損害を被ることがあるかもしれません。 こういうことを防ぐためにクライアント側で検証を行っているということだと思うので、検証は必須だと考えます。 とりあえず、元の状態よりも1分ですが同期時間が短くなったという結果になりましたので #5 はマージしました。

[y-chan]

同期速度よりもユーザーの利用の上での安全性を取るべきだという判断になったので、こちらを優先し、このIssueをクローズします。