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対応した課題

対応方針

キャッシュの方法として、以下の記事を参考にlocal registry機能を使うようにした。
- https://dev.to/dtinth/caching-docker-builds-in-github-actions-which-approach-is-the-fastest-a-research-18ei
- 2番めに速いlocal registryで実現した。
- 1番速いのはgithub packagesだがpersonal access tokenを使う必要があり、これは特定のユーザーアカウントにGitHub actionsの実行が依存するため、OSSに適さないと判断した。
  - 管理しているbot用のユーザーアカウントがあるなど、特定のユーザーアカウントに依存しても問題ない場合はGitHub packagesを用いるのが良いと思う。

キャッシュにヒットした場合は、37秒になる。
- https://github.com/ryan5500/mynumbercard_statistics/runs/2793421048?check_suite_focus=true
- 追加された以下2つのstepの合計時間が37秒だった。
- Start local registry: 10秒
- Pull docker image from local registry: 27秒
Dockerfileが更新されるとキャッシュにヒットしなくなる。この場合は従来よりも時間が長くなる。(4分22秒)
- https://github.com/ryan5500/mynumbercard_statistics/runs/2791406837?check_suite_focus=true
- 追加された以下3つのstepの合計時間が4分22秒だった。
- Start local registry: 25秒
- Build Image when docker image cache not hit: 2分49秒
- Push Image to local registry when docker image cache not hit: 1分8秒

local registryを使う場合、docker-compose.ymlにimageを設定する必要がある。
- docker-composeは、docker-compose.override.ymlがあればその内容は自動的に読まれ、docker-compose.ymlを上書きする。
- https://docs.docker.com/compose/extends/
- この仕組みを利用し、CIの中でのみdocker-compose.override.ymlがある状態にした。
- CIでdocker-compose.override.ci.ymlをdocker-compose.override.ymlにリネームする。

repository_dispatchイベントによって起動されるreconvert workflowについては、actions/cache@v1アクションがrepository_dispatchイベントには対応していないため、同様の処理の追加を見送った。

以下のようなエラーメッセージが表示される。

Warning: Event Validation Error: The event type repository_dispatch is not supported. Only push, pull_request events are supported at this time.