Open justcallmehide opened 4 years ago
https://www.amazon.co.jp/dp/4297113511
日本web/app界隈で絶賛されてたので読んでみました。
この言葉自体は、1980年代に使われていて、廃れたらしいのですが、 筆者がこの言葉を日本でリバイバルさせてるみたいです。
小難しい話が出てきますが、 結論からいうと、「対象物」から考えれば、良いUI/UXができるという主張です。
私の結論はできないで、 筆者が考える「対象物」を「ゴール」に言い換えれば腑に落ちるんですが、 本書の内容にはかなり懐疑的です。
筆者も書いてますが、対象物から考えるというのは、ソフトウェア作るなら当たり前の話で、 それをプログラムがわからないデザイナー相手に、無理やりUIに当てはめている。
そもそも根本的に、 オブジェクト指向がわからないデザイナーに、オブジェクト指向で説いてもわかりづらいのではないか...
前半ではユーザープロセスをタスク(行動)が先か、オブジェクト(対象物)が先かという、 UX設計上での「順番」の二項対立の話が出てきます。
しかし中盤では、「オブジェクト化されたアクション」という概念が出てくる。 設計上、対象物がないとメソッドが作れなく、またクラスという概念上は、このふたつは複合概念なので、 プログラミングのオブジェクト指向の意味からいくと正しいのですが、前半の主張と矛盾しています。
オブジェクトからみれば設計上、「何」を決めないと、どんな「メソッド」が必要かもわからないので、 そのような順番になるだけで、これは最適なUX設計とは不可分ではありません。(対象物が先とういことがUX上最適とは限らない)
おそらく筆者が言いたいことを勝手に解釈するに、 最終的には「行動」も「対象物」も汎化すると、ある「ゴール」を満たす為の同じ選択の1つでしかない。 それを「行動」と捉えるか、「対象」と捉えるかは、結果であって、脳の中ではそこまで厳密に分けていないということを言いたいのではないだろうか?
そう考えると、最適なUXは、行動と対象物は順番で対立するものでもない。 答えは「ゴールによって異なる」だ。
著者の主張は、対象を優先的に考えれば良いUIができるとのことだが、 反証例を1つ書いてみる。
例えば、馬券を買うときに、どの馬かという対象物を選んでから、買う行動をする人もいれば、 やけくそだといって、買う行動を決定した後に、どの馬かを選ぶ人もいる。
メンタルモデルは状況によって変わる、それを対象物からアプローチしていれば、 良いUIができるなんてのは、単純化しすぎた幻想ではないだろうか?
同じこと言ってる人がいた...
https://qiita.com/Nonato_Note/items/ba57db7856ca8a6dd711
要するにユーザーのメンタルモデルを、デザイン思考で考え作っていくのが銀の弾丸で、 OOUIはその手段の一つなわけです。
https://www.amazon.co.jp/dp/4297113511
日本web/app界隈で絶賛されてたので読んでみました。
オブジェクト指向UI(OOUI)
この言葉自体は、1980年代に使われていて、廃れたらしいのですが、 筆者がこの言葉を日本でリバイバルさせてるみたいです。
小難しい話が出てきますが、 結論からいうと、「対象物」から考えれば、良いUI/UXができるという主張です。
私の結論はできないで、 筆者が考える「対象物」を「ゴール」に言い換えれば腑に落ちるんですが、 本書の内容にはかなり懐疑的です。
筆者も書いてますが、対象物から考えるというのは、ソフトウェア作るなら当たり前の話で、 それをプログラムがわからないデザイナー相手に、無理やりUIに当てはめている。
そもそも根本的に、 オブジェクト指向がわからないデザイナーに、オブジェクト指向で説いてもわかりづらいのではないか...
前半ではユーザープロセスをタスク(行動)が先か、オブジェクト(対象物)が先かという、 UX設計上での「順番」の二項対立の話が出てきます。
しかし中盤では、「オブジェクト化されたアクション」という概念が出てくる。 設計上、対象物がないとメソッドが作れなく、またクラスという概念上は、このふたつは複合概念なので、 プログラミングのオブジェクト指向の意味からいくと正しいのですが、前半の主張と矛盾しています。
オブジェクトからみれば設計上、「何」を決めないと、どんな「メソッド」が必要かもわからないので、 そのような順番になるだけで、これは最適なUX設計とは不可分ではありません。(対象物が先とういことがUX上最適とは限らない)
対象でも行動でもない、ユーザーのゴール優先である
おそらく筆者が言いたいことを勝手に解釈するに、 最終的には「行動」も「対象物」も汎化すると、ある「ゴール」を満たす為の同じ選択の1つでしかない。 それを「行動」と捉えるか、「対象」と捉えるかは、結果であって、脳の中ではそこまで厳密に分けていないということを言いたいのではないだろうか?
そう考えると、最適なUXは、行動と対象物は順番で対立するものでもない。 答えは「ゴールによって異なる」だ。
著者の主張は、対象を優先的に考えれば良いUIができるとのことだが、 反証例を1つ書いてみる。
例えば、馬券を買うときに、どの馬かという対象物を選んでから、買う行動をする人もいれば、 やけくそだといって、買う行動を決定した後に、どの馬かを選ぶ人もいる。
メンタルモデルは状況によって変わる、それを対象物からアプローチしていれば、 良いUIができるなんてのは、単純化しすぎた幻想ではないだろうか?