Closed makmorit closed 1 year ago
Windows版管理ツールから、nRF5340アプリケーションに対し、PIVのID設定機能を実行すると、下図のようなポップアップが表示されたままの状態となり、異常検知も行われずハング状態となってしまいます。
ID設定時に行われるPIV管理機能認証(ccid_piv_authenticate_mutual_request)で、ランダムベクター生成処理が非同期実行されますが、この際に応答処理が正しく行われないのが、ハングの原因のようです。 おおむね下記の流れのようです。
ccid_piv_authenticate_mutual_request
対策としては、以下の対応が必要になるかと思われます。
5826179の対応により、管理ツールからPIV ID設定を実行時、ハング状態にならないよう修正された事を確認いたしました。
しかしながら、#738 の対応のデグレードにより、PIV ID設定じたいは不成功となってしまいます。 (永続化機能の初期処理がスキップされた影響で、PIV ID設定の保存時に、失敗してしまうようです)
これは別のプルリクエストにて修正対応を行いたいと思います。
概要
Windows版管理ツールから、nRF5340アプリケーションに対し、PIVのID設定機能を実行すると、下図のようなポップアップが表示されたままの状態となり、異常検知も行われずハング状態となってしまいます。
ID設定時に行われるPIV管理機能認証(
ccid_piv_authenticate_mutual_request
)で、ランダムベクター生成処理が非同期実行されますが、この際に応答処理が正しく行われないのが、ハングの原因のようです。 おおむね下記の流れのようです。対策としては、以下の対応が必要になるかと思われます。