Closed makmorit closed 1 year ago
もしかすると、macOSのバージョンが進んだことにより、現在管理ツールで使用しているCCID I/F動作用のAPI等が動作しなくなった可能性もあります。 ただし現状、事象の詳細を掴めていないので、macOS側、ファームウェア側の両方の観点から、問題の調査と解析を進めたいと思います。
専用ドライバー(バージョン1.5.1)をビルドしたOSが、macOS バージョン10.15であったため、それ以降のバージョンのmacOSで動作しなかった、というのが事象の詳細のようです。
したがいまして対策としては、専用ドライバーをmacOS バージョン11以降の環境で再作成する必要がありそうです。 さしあたり、Intel macに導入したmacOS 12.6.3+Xcode14.2の環境で、専用ドライバーのビルドを行い、再度動作確認を実施してみたいと考えます。
したがいまして対策としては、専用ドライバーをmacOS バージョン11以降の環境で再作成する必要がありそうです。 さしあたり、Intel macに導入したmacOS 12.6.3+Xcode14.2の環境で、専用ドライバーのビルドを行い、再度動作確認を実施してみたいと考えます。
専用ドライバーのビルドを、Intel mac、Apple siliconの両環境でテストいたしました。 共に、問題なくビルド、動作することが確認できました。
また合わせて、Commit d7e995b、7026f36の対応により、両環境用の専用ドライバーのインストーラーも作成しました。
次作業日以降で、実機でインストール・テストを実施し、問題が発生しないかどうか、確認を行う予定です。
889a80dまでの対応の結果、最新版のCCIDドライバーを作成し、インストールすることにより管理ツールのCCID I/Fについて、再稼働できるようになった事を確認いたしました。
最新版CCIDドライバーのビルドおよびインストール手順は下記の通りになります。 ・CCIDドライバー修正ビルド手順 ・CCIDドライバーインストール手順
概要
macOS バージョン11以降(Intel mac、Apple silicon問わず)で稼働しなくなってしまった、管理ツールのCCID I/Fについて、再稼働させるようにするための対応を行います。 (#740 ご参照)
背景・経緯
元々macOSでは、nRF52840アプリケーションのCCID I/Fはサポートされません。 それを専用ドライバーで利用可能にしているという経緯がありました。 (こちらのドキュメントに記載の通り) もしかすると、macOSのバージョンが進んだことにより、現在管理ツールで使用しているCCID I/F動作用のAPI等が動作しなくなった可能性もあります。 ただし現状、事象の詳細を掴めていないので、macOS側、ファームウェア側の両方の観点から、問題の調査と解析を進めたいと思います。