[mini Hiro 2020] 基調講演：PyCon JP が生まれて10年、コミュニティのつながりとPython

[ftnext]

一言でいうと

PyCon JP 10年の歴史とその間のPythonの歴史の振り返り。 コミュニティについて考える上で、公共性か個人かという切り口の紹介

発表資料リンク

https://hiroshima.pycon.jp/2020/speaker/terada

• 発表資料：https://speakerdeck.com/terapyon/pycon-jp-gasheng-marete10nian-komiyuniteifalsetunagaritopython
• YouTube：[TODO: ここにリンクを入れる]

発表者/所属

teradaさん（PyCon JP Association 理事）

発表日付

2020/10/10

概要

PyCon JP の歴史

• 2010 PyCon APAC (Singapore)。そこでSteve Holden (PSF) さんから「こうやったらPyConはできる」
• 2011 1月 PyCon mini JP　「お前、誰よ」始まる
• 2011 8月 PyCon JP （3.11の後）有料カンファレンス1日+スプリント1日
• 2013にはAPACを誘致
• 2014以降、拡大局面（座長をtakanoryさんにバトンタッチ）

その裏のPythonの歴史

• 2010時点でもさまざまなPythonイベント、東京ではあった
• 2011-2013：GAE、AWS Lambda→Python始める。pipもこの頃
• 2014-2016 AI/機械学習ブーム　※たしかこのあたりstapy
• 2017-2019 Pythonがメジャーになった。Python3への移行
• 2020はPython2 EOL。PyCon JPはじめイベントはオンライン開催

現在

• PyCon JPで集まる。地方からも来て、また各地に戻っていく
• 国内は地域コミュニティの盛り上がり（pycamp発、mini PyCon、オンラインイベント）
• ツールについてのコミュニティ：Django、SciPyなど

コミュニティに参加し、イベントを作っていく楽しさ

• 協力できることを協力する
• 合うものがなければ作る

---

[以下はオプション]

新規性・差分

寺田さんがコミュニティに求めていること（考えていること）

• 公共性の高いコミュニティなのか
• 個人や小さな集まりなのか

で分けて考えている。 何を求めて、何を目指すのか？（定義） 例：「個人の興味で続けてやっている」と言ってしまう

スポンサーをとるかとは別。 スポンサーの意向で捻じ曲げられない

PyCon JPは公共性が高め（同意）

個人の集まりであれば個人の楽しみ優先。 集まりたい人が集まる（EoL Party）

トークで知って試したいこと

• Zen of Pythonを確認
• PyCon JPの運営の中にあるZen of Pythonを確認
• 各年のPyCon JPのレポートを確認。歴史に肉付けしたい

感想

• PyCon JPやPythonのこの10年の歴史（流れ）を知れたのが座長をしていく上で大きそう（ここ数年だけを見て大規模イベントとしか見ていなかった。繰り返し見よう）
  • ogawaさんのトークより「わからないときは原点に立ち返る」
• リジェクトコンの際、コミュニティの一部からきついツイートをもらったのは、私は個人というスタンスでやっていたが、そこが明言されていなくて、PyCon JPの公共性と混同しているのではという批判だったのかなと捉えられることに気づいた
• 座長の紹介ありがとうございます🙇‍♂️

[ftnext]

Pythonらしい運営（前もった文書化） teradaさん「面倒くさいが先に決めたほうがいい」

以下のこと？ https://www.python.org/dev/peps/pep-0020/

In the face of ambiguity, refuse the temptation to guess.

TODO：https://atsuoishimoto.hatenablog.com/entry/20100926/1285508015 を読む flatというのは座長・リーダーの説明（スタッフはフラット）というのに通じる