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「河童が覗いたニッポン」
京都の地下鉄工事 京都の地下には遺跡が眠っているからむやみに工事ができない 今すべきなのか、この遺跡を技術がもっと発展する後世まで残しておくことも義務なのではないか 左から右へ時系列で説明(マリオみたいな)
"集治監" 刑務所は更生施設であって人権を無視した強制労働は間違っている カンチャナブリを思い出すな…。 しかし当時に作られた刑務法が今でもそのまま
長谷川きよしの周辺 盲目の人にも優しいお札、オランダ、イギリス、アメリカ、ベルギー、チェコスロバキア 日本は紙幣印刷技術が進んでいて、ニセ札防止は世界1レベルなのに盲目の人への心配りはない 目が見えない人にとって暮らしやすい家(壁が汚れるから壁を触らないで)
盲導犬ロボットと点字印刷 盲導犬はお金がかかるのでロボットの技術を開発中 今はどうなっているのだろう? 点字本はどうしても分厚くなってしまう 「もうどうけんチャーリー」
「山あげ祭」 移動式歌舞伎舞台、祭りのメインは舞台を組み立てるところ 奥行きを利用して舞台の躍動感を見せる 路上演劇 山あげ祭、現在 歴史が価値ではない、舞台装置を毎度組み立てるという祭りの特異さが価値
"裁判" 記者クラブ以外の傍聴人のメモ禁止 これは裁判長によって判断が分かれるらしい
”鍵と錠” ヨーロッパの嫁にとって鍵は守るもの、受け継がれるもの(日本のしゃもじ) 「人形の家」「桜の園」では鍵を捨てることで、嫁としての束縛から解放される 日本では留守を守るのは人の仕事 ドイツは鍵好き。民宿に泊まるのに鍵4個渡される ドイツの鍵は難しいらしい 「犯人は鍵を壊して侵入」は間違い。正しくは「錠を壊して侵入」
「皇居」 皇居の神聖性 ”元号法制化”と矛盾する”天皇象徴” 今はどこまで入れるの?
走らないオリエント急行 オリエント急行をホテルに改造。 日本の寝台列車は、”居住性”を考えていない。 ”居住性”と”豪華さ”は違うもの。 日本の寝台列車(オリエント急行的居住性を兼ね備えた)は実現可能か ブルートレイン ブルートレインを作る
入墨と刺青 刺青(ほりもの)は芸術、入墨は刑罰 外国人には鹿鳴館よりも刺青の方が魅力的に見えた 日本政府的には対外国に受けが良くないだろうと禁止 外国のタトゥー 千社札デザイン
CFづくりのウラ コマーシャルフィルム 当時はスターウォーズが公開されてSFはやり ビーバーエアコンの今 どっちが早いか、どれだけ売り上げを伸ばしたか、”今”で競い合う 宇宙空間を演出する方法
”刑務所” 現在は”懲罰刑”ではなく”自由刑”、自由を奪うという刑 雑居房は人権的にダメ、独居房 網走監獄博物館 視点によって見えない格子
「田中邸」
「河童が語る舞台裏おもて」
回り舞台は日本が元祖
回る舞台に裏はあり
舞台を動かしたレオナルド
騙しのテクニック
職人芸が主役 大道具制作の現場
はじめに「道具帳」ありき
舞台監督は忍者のごとく
演劇界の知られざる仲間たち
闇も創る舞台照明
「ケレン、カラクリは邪魔だ」というのは誰だ
「どん底」の始まりから終わりまで
実際の音・作る音
ヘンな劇場を建てないで下さい!
1997年12月10日 第1刷 Amazon
##目次 井上ひさしさんの書斎 坂東玉三郎さんの楽屋 冨田勲さんのスタジオ 佐藤信さんの作業場 川端康成さんの『雪国』の間 辻村ジュサブローさんの人形工房 前田凱歌病院の手術室 村木与四郎さんの『乱』の城 和田誠さんのクリエイティブ・ルーム 横澤彪さんの”仕掛け場” 岸田今日子さんのラジオ・スタジオ 三宅一生さんのアトリエ 灰谷健次郎さんの”島の住処” 久保田一竹さんの『一竹辻が花』工房 気象庁地震予知情報課「現業室」 須田剋太さんのアトリエ 玉村豊男さん宅の『台所』 三浦宏さんの『細工房』 茶谷正洋さんの研究室 立花隆さんの書斎 島倉二千六さんの巨大なアトリエ 阿久津哲造博士の人工心臓開発製作室 加藤唐九郎さんのロクロ場 吉原すみれさんの練習場 齋藤義さんの建築現場 野坂昭如さんの書斎 『吉本興業』の会長室 村山治江さんのギャラリー 航空宇宙技術研究所のシミュレーター 水上勉さんの水車小屋 中山千夏さんの「議員事務所」 倉本聰さんの丸太小屋 岩崎一彰さんの天文台 水木桂子さんのサンゴ礁 佐伯義勝さんのスタジオ 岩城宏之さんの「札幌交響楽団」 堀江謙一さんのソーラーボード 内藤陳さんの『深夜+1』 増田感さんの『彫刻コンサート』 山下惣一さんの田圃 若林忠宏さんの『羅宇屋』 増井光子さんの『動物病院』 山下洋輔さんの「指びならし場」 蜷川幸雄さんのスタジオ 黒田征太郎さんの『画童』 C・W・二コルさんの『ジムショ』 レーガン大統領の『執務室』 中曽根総理の『執務室』 自分で覗いた『河童の部屋』
##レイアウト(文庫本) 大体1人6ページくらい+取材相手からの「覗きかえす」 紹介文(5,6ページ)…河童さんが持っている取材相手のイメージ、エピソード、取材中の会話etc 間取り(1,2ページ)…俯瞰間取り、瞬間を切り取る(そこにいる人も)、まるや四角などでより詳細、間取り図内の説明文の文字も俯瞰 「河童を覗きかえす」(2ページ)…取材相手が河童さんについて語る
河童さんは好奇心が強い人、そこにあるものに興味をもってインタビュー 事前調査、取材後の確認 結構政治に口出すような話も 間取りの中にモノや雰囲気を詰め込む感じ。
##茶谷正洋さんの研究室
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