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Pokémon GO x 青山学院大学:ゲーム以外の活用法を探るリポジトリ
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ポケモンGOと地域格差(田村智則) #159

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現状

ポケモンGOが日本で配信されてから10日が経ち、社会現象となった。家を出れば老若男女様々な人がポケモンGOをしている。しかし、これだけ流行するとそれだけ多くの問題も上がってくる。その中でも、地域格差について考えたい。

地域格差と解決策

この10日間、実際にやってみて一番驚いたことは淵野辺や実家の千葉と都内、特に大きな駅や公園ではポケモンの出現数、ポケモンの種類、ポケストップの数など、とても差があることだ。これでは、地方の人は楽しめないし、今まで以上に都会に人が集中してしまう。この問題を解決するために、またこの流行を活かすためにも地方行政、企業は動かなくてはならない。先日、鳥取県が鳥取砂丘をゲーム解放区とし、ポケモンGOを推奨した。これは、ポケモンGOを禁止する動きが多い中大きな話題となった。確かに、歩きスマホを助長し、事故が増えたりと様々な問題が起こるかもしれない。しかし、この流行に乗り、自分にとって将来プラスとなることを積極的に行うことはとても大切である。鳥取砂丘の場合、ポケモンGOの元となっているIngressのプレーヤーがポータルというポケストップの元になっているものを多く申請したために鳥取砂丘には多くのポケストップができた。この活動のおかげで鳥取砂丘はゲーム解放区として認められたのかもしれない。しかし、このようなことはたいへん稀だろう。今後、地域格差を無くすためには地方にポケストップを多く設置したり出現率の低いポケモンが出やすいようにしたり、CPというポケモンの強さを表すものの高いポケモンを出現させたりと試行錯誤が必要だ。そのため、個々人がポケストップを申請できるようにする必要があるし、ポケモンの種類は地方行政の介入が不可欠であると思う。また、観光業の企業が地方行政と手を組み、活性化に向けてその地ならではのポケモンを捕まえる旅を企画するのもよい。このブームはすぐ去るからこのことに費用をかけるのは良くないとの意見もあるが、せっかくの機会を有効に利用するべきである。ポケモンGOとどう共生するかが重要なのである。