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INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント #11

Closed hayashi-ay closed 1 year ago

hayashi-ay commented 1 year ago

https://www.amazon.co.jp/dp/4820727508

hayashi-ay commented 1 year ago

PART1 一流IT企業から学んだこと

Chapter 6 製品開発が失敗する根本的原因

アイデアが出てから実際にリリースされるまでのフローについて、失敗の一例が紹介されている。 かなりあるあるだと思う。今の職場もこれまでも職場もだいたいこんな感じの開発フローとなっている。 アジャイルは導入しているが、エンジニアの参加も含めて一連のプロセスのかなり後の方になってしまっているので、アジャイルの利点を享受しきれていない。市場と対話するのが実際に機能ができてからになり蓋を開けてみれば誰もその機能は使われなかったという悲劇が起こっている。ある機能を作ることでどれだけの利益が得られて、どれだけのコストが掛かるのかが分からないまま、開発が決定した後にエンジニアがアサインされてしまっている。

Chapter7 リーンとアジャイルを超えて

優れた開発チームが取り入れている3つの幻想

hayashi-ay commented 1 year ago

PART2 成功するための組織と人

製品開発チーム

優れた製品開発チームの原則とそれを構成するメンバーの役割と責任が説明されている。そしてプロダクトマネージャー視点で各メンバーとの協調の仕方が説明されている。

スケールアップに必要な人々

hayashi-ay commented 1 year ago

PART3 成功するための製品

製品開発ロードマップ

ロードマップもアウトカムベースでする。

市場投入を指定された期日で行う責任が生じる場合は必ずある。その際はハイインテグリティコミットメントをするのが良い。コミットメントにおける悩みの根本的原因はその時期が早すぎることであり、その時点では実現可能性が分からなく、アイデアに価値があるのかも分かっていないことが多い。なので、すぐにコミットメントをするのではなくそれらを検証する時間を取り、提供価値や提供時期やビジネスにおける価値についてより精度の高いコミットメントをすることができる。

製品ビジョン

製品の目標

hayashi-ay commented 1 year ago

PART4 成功するためのプロセス

製品の発見

Chapter33 製品発見の原則

製品発見の目的は以下のリスクに対処することである。

これらのリスクに対して、主観ではなく客観的なエビデンスを根拠として持つ必要がある。

発見のフレーミングテクニック

発見のプランニングテクニック

発見のアイディエーションテクニック

発見のプロトタイピングテクニック

hayashi-ay commented 1 year ago

PART5 成功するための文化

hayashi-ay commented 1 year ago

プロダクトマネージャーを対象とした本です。時間とお金は限られていてその中でいかに価値のあるものを作ることに時間を割くかということが大事で、そのために必要な登場人物や価値の見極め方、文化の醸成についてがプロダクトマネージャー視点で説明されています。プロダクトマネージャーのあるべき姿とプロダクトのあるべき姿はニアリーイコールだと思うので、プロダクトに関わるその他の人が読んでも損はないと思います。一方で具体的なテクニックなどにかなりの章が割かれているので軽くプロダクトがどうあるべきかなどを知りたい場合は冗長化もしれないです。内容的にはLean StartupやLean UXと被るところが多いので大枠については1章だけで充分だと思います。

hayashi-ay commented 1 year ago

本書を読むだけでは分からなかったこと。絶対解はないのでこれについては考えるしかない。