プロジェクトの「読み取り専用モード」の追加

[kskinoue0612]

1353 に関係。

プロジェクトを「読み取り専用モード」で開けるようにする。

読み取り専用モードは、計算結果と、その計算をした時の条件を確認するためのモード。通常のモードとは以下が異なる。

• 地理情報の編集、格子の編集、計算条件の編集などが行えない。
• ソルバの実行が行えない。

これを実装する際は、追加で以下を行う。

• プロジェクトフォルダを開いた時、 Case1_input.cgn, Case1.cgn, result フォルダ をバックアップする。
• プロジェクトフォルダを閉じた時、 Case1_input.cgn, Case1.cgn, result フォルダ をリストアする。

そして、プロジェクトを読み取り専用モードで開いた時は、上記は行わないようにする。

Case1_input.cgn, Case1.cgn のバックアップをするようにすると、プロジェクトを保存せずに閉じた場合、バックアップをリストアすることにより、たとえソルバの計算を実行していたとしても、ソルバの実行前の、プロジェクトを開いた時の状態に完全に戻すことができるようになる。そのかわり、Case1.cgn が大量の計算結果を格納していた場合、プロジェクトを開く際に、 Case1.cgn のコピーに長い時間がかかることになる。プロジェクトを「読み取り専用モード」で開く場合は、バックアップが不要になるので速やかにプロジェクトを開けるようになる。

プロジェクトを開いた時、計算結果データが巨大だった場合は、読み取り専用モードで開くことをユーザに勧めるのもよいかもしれない。