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不均等処方を複数のDosageInstructionを使って表現する
SWG5
https://github.com/jami-fhir-jp-wg/jp-core-v1x/blob/develop/input/intro-notes/StructureDefinition-jp-medicationrequest-notes.md
現状では処方情報HL7FHIR記述仕様と同様に、「1回ごと記述」もしくは「1日用法で記述」することになっており、
こととなっています。
一方、下記で紹介されていたのが https://chat.fhir.org/#narrow/stream/179166-implementers/topic/Medication.20order.203.20times.20a.20day.2C.20varying.20dose
dosageInstructions: [ {2 in the morning}, {1 at noon}, {1 in the evening}, ]
と一つのMedicationRequest内にdosageInstructionsを並べる方法です。Dosage.sequenseを同じ番号を用いることで、それらのdosageInstructionsが平行して内服されることが示されます。Dosage.timingやDosage.doseAndRate.doseQuantityなどFHIR本来の要素を活用して1回量処方を表現でき、かつ「1回ごと記述」する方法よりも冗長でないメリットがあります。現状のプロファイルと不整合が生じるわけではないので、現状のままでもこの方法を採用するシステムが存在する可能性もあり、逆にこれを塞ぐためにはMedicationRequest.dosageInstructionsのcardinalityを0..1に変更するか、MedicationRequest.dosageInstructions.sequenceが一意であるなどの制約を加える必要があるかもしれません。
処方情報HL7FHIR記述仕様と外れてしまうのが大きなデメリットですが、将来V2にアップデートするタイミングなどで検討に値するのではないかと思います。
これ、reopenしたのってどういうきっかけでしたっけ。
R6(or later)でどのように変化するかを含めて検討したいと思います。今のMedicationRequest, DosageのモデリングはRpでまとめられないし、注射と内服をわけないと表現が難しいのであまりよくないとは私も思います。が、現状は仕方ない。
概要
不均等処方を複数のDosageInstructionを使って表現する
依頼先
SWG5
該当ページ
https://github.com/jami-fhir-jp-wg/jp-core-v1x/blob/develop/input/intro-notes/StructureDefinition-jp-medicationrequest-notes.md
期日
要望背景
現状では処方情報HL7FHIR記述仕様と同様に、「1回ごと記述」もしくは「1日用法で記述」することになっており、
こととなっています。
一方、下記で紹介されていたのが https://chat.fhir.org/#narrow/stream/179166-implementers/topic/Medication.20order.203.20times.20a.20day.2C.20varying.20dose
と一つのMedicationRequest内にdosageInstructionsを並べる方法です。Dosage.sequenseを同じ番号を用いることで、それらのdosageInstructionsが平行して内服されることが示されます。Dosage.timingやDosage.doseAndRate.doseQuantityなどFHIR本来の要素を活用して1回量処方を表現でき、かつ「1回ごと記述」する方法よりも冗長でないメリットがあります。現状のプロファイルと不整合が生じるわけではないので、現状のままでもこの方法を採用するシステムが存在する可能性もあり、逆にこれを塞ぐためにはMedicationRequest.dosageInstructionsのcardinalityを0..1に変更するか、MedicationRequest.dosageInstructions.sequenceが一意であるなどの制約を加える必要があるかもしれません。
処方情報HL7FHIR記述仕様と外れてしまうのが大きなデメリットですが、将来V2にアップデートするタイミングなどで検討に値するのではないかと思います。