チャンネルスキャン

個人的に欲しい仕様

scan サブコマンドで --device で指定したデバイスから受信可能なチャンネルを取得できる　- --device で指定されたデバイスは地デジ or 衛星専用なこともあれば、両方受信できるマルチチューナー (/dev/isdb2056video0 など)の可能性もあるので、引数でスキャンするチャンネルタイプ ("Terrestrial", "CATV", "BS", "CS") を指定できてほしい　 - 例えば BS と CS は一緒に取得できた方が効率が良いので、複数指定可能にしたい　- スキャンの進捗は、JSONL で {"type": "scanning", "total": 50, "remains": 47, "channel": {"channel_type": "Terrestrial", "channel_number": "T16", "tsid": null}} 的な感じで標準出力される　- 単一チャンネルのスキャンが成功したら、JSONL で {"type": "scanned", "total": 50, "remains": 47, "available": true, "channel": {"channel_type": "Terrestrial", "channel_number": "T16", "tsid": 32737}} 的な感じで標準出力される　- 単一チャンネルのスキャンが失敗したら (放送されてないなど)、JSONL で {"type": "scanned", "total": 50, "remains": 47, "available": false, "channel": {"channel_type": "Terrestrial", "channel_number": "T16", "tsid": null}} 的な感じで標準出力される　- 全てのチャンネルのスキャンが終わったら、JSONL で {"type": "completed", "available_channels": [{"channel_type": "Terrestrial", "channel_number": "T16", "tsid": 32737}, ....."channel_type": "BS", "channel_number": "BS23_3", "tsid": 18803} .....]} 的な感じで標準出力される

TypeScript の型として表現するならこんな感じ。

interface ChannelInfo {
  channel_type: 'Terrestrial' | 'CATV' | 'BS' | 'CS';
  channel_number: string;
  tsid: number | null;
}

interface ScanningProgress {
  type: 'scanning';
  total: number;
  remains: number;
  channel: ChannelInfo;
}

interface ScanningResult {
  type: 'scanned';
  total: number;
  remains: number;
  available: boolean;
  channel: ChannelInfo;
}

interface ScanningCompleted {
  type: 'completed';
  available_channels: Array<ChannelInfo>;
}

// 出力可能な全てのメッセージのタイプ
type ScanOutput = ScanningProgress | ScanningResult | ScanningCompleted;

課題

少なくとも px4_drv 環境だと、BS01_3 (BS01 にはBS朝日・BS-TBS・BSテレ東の3チャンネルしか入ってないので存在しないスロット) を受信しようとすると BS 朝日のチャンネルが受信できてしまう
- おそらくドライバ側の挙動の問題なので、recisdb 側で防げそうになければチャンネルスキャン時に「既に発見済みの同一チャンネルタイプのチャンネルのいずれかの TSID と一致するかどうか」の確認する必要がある
- もし既に発見済みのチャンネルの TSID と一致した場合は正しくトラポン内のスロット (BS01_3 の 3 の部分)を設定できていないと考えられるため、除外する
- 例えば BS01_0 は BS 朝日、BS01_1 は BS-TBS 、BS01_2 は BS テレ東だが、BS01_3, BS01_4, BS01_5 ... はすべて BS 朝日になってしまう
  - 当然 TSID も BS01_0 と一緒
BS-7ch と BS-17ch は BS4K 用に使われているので、チャンネルスキャンの対象から除外すべき（選局エラーにはなるが、試すだけ無駄なのでスキップしたほうが効率が良い）
「個人的に欲しい仕様」にもあるが、せっかく TSID を取得しているのであればそのデータを外部に出してほしい (EDCB 向けのチャンネル設定ファイルを生成する際に TSID が必要だが、TSID は Mirakurun / mirakc からは取れないため)
処理対象の物理チャンネルが受信できるかどうかは、受信感度が一定レベル以上で、かつ TS がチューナーデバイスから降って来るかどうかで判定する感じになると思う
- 一般に受信感度は地上波では最低 25dB 、BS / CS では 10dB は欲しいところだが、アンテナの問題などでやむを得ず低受信感度で運用しているご家庭もあると思うので、受信感度のボーダーラインは「絶対にまともに受信できない」ラインまで低くすべき
  - BS はともかく、地上波は受信感度がクソ低くてもワンセグなら受信できるケースがあるので、そこも考慮が必要
- TS が全く降ってこなかったり、あるいは選局に失敗した際は、受信不可と判断しスキップすることになると思う

kazuki0824 / recisdb-rs

チャンネルスキャン #38

個人的に欲しい仕様

課題

メモ