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これも、こちらでも参考にできそうなので、上げときます。 適宜、変更して必要と思われるところをご自由にお使いください。
追記:不要になったら、クローズをお願いします。 追記:4.0.3の日本語訳は収束したと思いますので、クローズしときます♪ //--- <<日本語翻訳作業の進め方>> date: 07/14/2016 email: starfort@nifty.com
1.準備
1)PoEditの入手 ここでは日本語の翻訳作業に使うツールとしてPoEditを推奨しています。 以下のリンクから入手して下さい。 https://poedit.net/
2)テンプレート・ファイルの入手 ここでの日本語への翻訳には、GNU gettextを利用します。 開発チームのプログラマーは gettext のライブラリを利用できるようにソースコード内で文字列をラップしています。 このソースコードから翻訳ファイル(.poファイル)を生成することもできますが、推奨されません。 国際化対応の担当者がバージョン毎にソースコードからxgettextコマンドを用いて生成するテンプレート(.potファイル)を入手してください。
2.作業
1)PoEditの設定 翻訳作業にあたっては、以下のようにPoEditの環境設定を行ってください。(ファイル->設定) は設定が必須の項目です。他はデフォルトでも特に問題ありません。 <一般> ・翻訳者情報 名前 :あなたの名前です。ファイル内に保存されるので公開可能な名前として下さい。 メール:あなたのメールアドレスです。同様に公開可能なメールアドレスとして下さい。 ・編集中 保存する際にMOファイルを自動コンパイル :推奨(MOファイルが同じフォルダに自動生成されます) カタログ更新後に要約を表示 :非推奨(特に必要ありません) スペルチェック :推奨(お好みでどうぞ) フォーカスは常にテキストフィールドへ置く:非推奨(お好みでどうぞ) ・外観 カスタムフォントを使う :非推奨(お好みでどうぞ) カスタムテキストフィールドフォントを使う:非推奨(お好みでどうぞ) <翻訳メモリ> 翻訳メモリを使う :推奨(ディスクやCPUパワーに余裕がない場合は推奨されません) ソースから更新の際に翻訳メモリを調べる :推奨(過去に翻訳した場合には特に有用です) オンライン共同翻訳メモリからの提案を使う:非推奨(お好みでどうぞ) <抽出ツール> 特に問題ない場合は全てチェック(デフォルト)で問題ありません。 (ソースから更新する場合のみ、該当の言語にチェックを入れて利用します) <アカウント> 特に設定する必要はありません。 <更新> 自動的に更新を確認:推奨(poファイルのフォーマット自体には変更がないため、更新しても問題ありません) ベータ版を含める :非推奨(特に深刻な問題がない場合、トラブル防止の観点から推奨されません) <上級者モード> 改行 :"Unix"として下さい(オペレーティングシステム間の互換を取るためです) 折り返し :80文字前後への設定を推奨します(Unix:79、Windows:80) *既存のファイルフォーマットを保護する:必須(チェックを外さないでください)
2)翻訳プロジェクトの開始 1.起動画面で”→翻訳プロジェクトを新規作成する”を選択します。 2.表示されたダイアログで、入手したテンプレート(.potファイル)を選択し、”開く”をクリックします。 3.表示されたポップアップウィンドウで”翻訳の言語”に”日本語(日本)”を選び"OK"をクリックします。
3)カタログの設定 翻訳に先立ってカタログを設定してください。(カタログ->設定) は設定が必須の項目です。他はデフォルトでも特に問題ありません。 <翻訳の設定> プロジェクト名とバージョン:exsample_project 言語 :日本語(日本) 複数形 :この言語のデフォルトルールを使う 文字符号化法 :UTF8 ソースコードの文字符号化法:UTF8(特に設定する必要はありません) 翻訳チーム :exsample_jp *翻訳チームのメールアドレス:foo@exsample.com <ソースの検索パス> パス :特に設定する必要はありません(ソースから更新する場合のみ、親ディレクトリを指定します) 除外するパス :特に設定する必要はありません(ソースから更新する場合に除外するディレクトリを指定します) <ソース中のキーワード> 追加キーワード :特に設定する必要はありません(ソースから更新する場合のみ指定します)
4)翻訳作業 次の手順でソーステキストに対応する日本語テキストを入力していきます。 1)中央のペインで対象のソーステキストを選ぶ 2)ソーステキストペインに表示されているテキストに対応した日本語テキストを最下部の翻訳ペインへ入力する 以降、この繰り返しで、すべてのテキストを翻訳し終わったら終了となります。 ・途中で作業を一時中断する場合 保存をクリックして、任意の場所へ翻訳ファイル(.poファイル)を保存してください。 ファイル名はデフォルトの"ja_JP.po"のままとしておいて下さい。 再開時は、起動画面で”→翻訳を編集”を選択します。 表示されたダイアログで、保存した翻訳ファイル(.poファイル)を選択し、”開く”をクリックします。 ・翻訳に自信が持てなく、後で見直したい場合 日本語テキストを入力後、ツールバーの"未確定"をクリックしてください。 中央ペインの該当テキストのフォント色が変われば未確定(fuzzy)となります。 もし問題ないことが分かって確定させたい場合は、再度"未確定"をクリックしてください。 中央ペインの該当テキストのフォント色が黒に戻り、確定となります。
5)翻訳ファイルの送付 翻訳が終わったら、完成した翻訳ファイル("ja_JP.po")を国際化対応の担当へメールで送って下さい。 担当者のメールアドレス:foo@exsample.com
6)翻訳ファイルの修正 国際化対応の担当者が翻訳をレビューして変更をお願いすることがあります。 その場合は送られてきた翻訳ファイル("ja_JP.po")をPoeditの起動画面で”→翻訳を編集”を選択し、作業を行います。 メールで指示されるID番号は中央ペインの最右部にある番号です。 その行をクリックして選ぶとコメント欄に担当者のコメントが表示されます。 指摘通りに対応して修正を行った場合は、"コメントの編集">”クリア”をクリックしてコメントを消去してください。 もし修正の必要がない等、指摘が不適切であった場合は、"コメントの編集"をクリックしてコメントに追記してください。
3.注意事項
1)翻訳者の明示 gettextの翻訳ファイルでは、内部に最後の翻訳者しか保存されません。 たとえあなたが全てを翻訳したとしても、その後に変更されれば最後の変更者が全てを行ったように見えてしまいます。 これは翻訳者の著作権を侵害する結果を招くと共に利用者が翻訳文の内容を問い合わせる場合の障害にもなります。 これを避けるためには、本文への適切な表示が必要です。 ここでは、必ず本文に下記部分を設けることがルール化されています。 <ソーステキスト> Translation Team for Japanese - Translators : chapter 1 - foo Diagrams by : chapter 1 - foo Translation Editors : chapter 1 - foo <翻訳> 日本語翻訳チーム - xxx 翻訳者:1章 - xxx 図表作成者:1章 - xxx 翻訳監修者:1章 - xxx 翻訳に当たっては、本欄への記入をお願いします。 日本語翻訳チームの部分は、お名前とメールアドレス、担当部分についてはお名前だけで結構です。 また追加・変更の場合には、先行して記入してある翻訳者に続けて、”、xxx”として追記して下さい。
2)専門用語、技術内容の翻訳 残念ながら、国際化対応の担当者は専門家ではありません。 これは、言語と技術の双方についてです。 単に翻訳のお手伝いをする便利屋のようなものと考えて頂いて差し支えありません。 大切なのは内容であって、内容を充実させる労力以上に管理に労力が必要になってしまっては本末転倒です。 そのため翻訳以外の雑務については、ご遠慮なく、国際化対応の担当者へお申し付け下さい。 しかしながら、日本語の表記方法についてのような言語学の範疇に当たるもの、専門用語についての説明のような専門分野の範疇にわたるものについては、助言をすることができません。 前者については翻訳者が参加するMLやforum、後者については専門家への問い合わせや専門書をあたって頂くよう、お願いします。 //---
これも、こちらでも参考にできそうなので、上げときます。 適宜、変更して必要と思われるところをご自由にお使いください。
追記:不要になったら、クローズをお願いします。 追記:4.0.3の日本語訳は収束したと思いますので、クローズしときます♪ //--- <<日本語翻訳作業の進め方>> date: 07/14/2016 email: starfort@nifty.com
1.準備
1)PoEditの入手 ここでは日本語の翻訳作業に使うツールとしてPoEditを推奨しています。 以下のリンクから入手して下さい。 https://poedit.net/
2)テンプレート・ファイルの入手 ここでの日本語への翻訳には、GNU gettextを利用します。 開発チームのプログラマーは gettext のライブラリを利用できるようにソースコード内で文字列をラップしています。 このソースコードから翻訳ファイル(.poファイル)を生成することもできますが、推奨されません。 国際化対応の担当者がバージョン毎にソースコードからxgettextコマンドを用いて生成するテンプレート(.potファイル)を入手してください。
2.作業
1)PoEditの設定 翻訳作業にあたっては、以下のようにPoEditの環境設定を行ってください。(ファイル->設定) は設定が必須の項目です。他はデフォルトでも特に問題ありません。 <一般> ・翻訳者情報 名前 :あなたの名前です。ファイル内に保存されるので公開可能な名前として下さい。 メール:あなたのメールアドレスです。同様に公開可能なメールアドレスとして下さい。 ・編集中 保存する際にMOファイルを自動コンパイル :推奨(MOファイルが同じフォルダに自動生成されます) カタログ更新後に要約を表示 :非推奨(特に必要ありません) スペルチェック :推奨(お好みでどうぞ) フォーカスは常にテキストフィールドへ置く:非推奨(お好みでどうぞ) ・外観 カスタムフォントを使う :非推奨(お好みでどうぞ) カスタムテキストフィールドフォントを使う:非推奨(お好みでどうぞ) <翻訳メモリ> 翻訳メモリを使う :推奨(ディスクやCPUパワーに余裕がない場合は推奨されません) ソースから更新の際に翻訳メモリを調べる :推奨(過去に翻訳した場合には特に有用です) オンライン共同翻訳メモリからの提案を使う:非推奨(お好みでどうぞ) <抽出ツール> 特に問題ない場合は全てチェック(デフォルト)で問題ありません。 (ソースから更新する場合のみ、該当の言語にチェックを入れて利用します) <アカウント> 特に設定する必要はありません。 <更新> 自動的に更新を確認:推奨(poファイルのフォーマット自体には変更がないため、更新しても問題ありません) ベータ版を含める :非推奨(特に深刻な問題がない場合、トラブル防止の観点から推奨されません) <上級者モード> 改行 :"Unix"として下さい(オペレーティングシステム間の互換を取るためです) 折り返し :80文字前後への設定を推奨します(Unix:79、Windows:80) *既存のファイルフォーマットを保護する:必須(チェックを外さないでください)
2)翻訳プロジェクトの開始 1.起動画面で”→翻訳プロジェクトを新規作成する”を選択します。 2.表示されたダイアログで、入手したテンプレート(.potファイル)を選択し、”開く”をクリックします。 3.表示されたポップアップウィンドウで”翻訳の言語”に”日本語(日本)”を選び"OK"をクリックします。
3)カタログの設定 翻訳に先立ってカタログを設定してください。(カタログ->設定) は設定が必須の項目です。他はデフォルトでも特に問題ありません。 <翻訳の設定> プロジェクト名とバージョン:exsample_project 言語 :日本語(日本) 複数形 :この言語のデフォルトルールを使う 文字符号化法 :UTF8 ソースコードの文字符号化法:UTF8(特に設定する必要はありません) 翻訳チーム :exsample_jp *翻訳チームのメールアドレス:foo@exsample.com <ソースの検索パス> パス :特に設定する必要はありません(ソースから更新する場合のみ、親ディレクトリを指定します) 除外するパス :特に設定する必要はありません(ソースから更新する場合に除外するディレクトリを指定します) <ソース中のキーワード> 追加キーワード :特に設定する必要はありません(ソースから更新する場合のみ指定します)
4)翻訳作業 次の手順でソーステキストに対応する日本語テキストを入力していきます。 1)中央のペインで対象のソーステキストを選ぶ 2)ソーステキストペインに表示されているテキストに対応した日本語テキストを最下部の翻訳ペインへ入力する 以降、この繰り返しで、すべてのテキストを翻訳し終わったら終了となります。 ・途中で作業を一時中断する場合 保存をクリックして、任意の場所へ翻訳ファイル(.poファイル)を保存してください。 ファイル名はデフォルトの"ja_JP.po"のままとしておいて下さい。 再開時は、起動画面で”→翻訳を編集”を選択します。 表示されたダイアログで、保存した翻訳ファイル(.poファイル)を選択し、”開く”をクリックします。 ・翻訳に自信が持てなく、後で見直したい場合 日本語テキストを入力後、ツールバーの"未確定"をクリックしてください。 中央ペインの該当テキストのフォント色が変われば未確定(fuzzy)となります。 もし問題ないことが分かって確定させたい場合は、再度"未確定"をクリックしてください。 中央ペインの該当テキストのフォント色が黒に戻り、確定となります。
5)翻訳ファイルの送付 翻訳が終わったら、完成した翻訳ファイル("ja_JP.po")を国際化対応の担当へメールで送って下さい。 担当者のメールアドレス:foo@exsample.com
6)翻訳ファイルの修正 国際化対応の担当者が翻訳をレビューして変更をお願いすることがあります。 その場合は送られてきた翻訳ファイル("ja_JP.po")をPoeditの起動画面で”→翻訳を編集”を選択し、作業を行います。 メールで指示されるID番号は中央ペインの最右部にある番号です。 その行をクリックして選ぶとコメント欄に担当者のコメントが表示されます。 指摘通りに対応して修正を行った場合は、"コメントの編集">”クリア”をクリックしてコメントを消去してください。 もし修正の必要がない等、指摘が不適切であった場合は、"コメントの編集"をクリックしてコメントに追記してください。
3.注意事項
1)翻訳者の明示 gettextの翻訳ファイルでは、内部に最後の翻訳者しか保存されません。 たとえあなたが全てを翻訳したとしても、その後に変更されれば最後の変更者が全てを行ったように見えてしまいます。 これは翻訳者の著作権を侵害する結果を招くと共に利用者が翻訳文の内容を問い合わせる場合の障害にもなります。 これを避けるためには、本文への適切な表示が必要です。 ここでは、必ず本文に下記部分を設けることがルール化されています。 <ソーステキスト> Translation Team for Japanese - Translators : chapter 1 - foo Diagrams by : chapter 1 - foo Translation Editors : chapter 1 - foo <翻訳> 日本語翻訳チーム - xxx 翻訳者:1章 - xxx 図表作成者:1章 - xxx 翻訳監修者:1章 - xxx 翻訳に当たっては、本欄への記入をお願いします。 日本語翻訳チームの部分は、お名前とメールアドレス、担当部分についてはお名前だけで結構です。 また追加・変更の場合には、先行して記入してある翻訳者に続けて、”、xxx”として追記して下さい。
2)専門用語、技術内容の翻訳 残念ながら、国際化対応の担当者は専門家ではありません。 これは、言語と技術の双方についてです。 単に翻訳のお手伝いをする便利屋のようなものと考えて頂いて差し支えありません。 大切なのは内容であって、内容を充実させる労力以上に管理に労力が必要になってしまっては本末転倒です。 そのため翻訳以外の雑務については、ご遠慮なく、国際化対応の担当者へお申し付け下さい。 しかしながら、日本語の表記方法についてのような言語学の範疇に当たるもの、専門用語についての説明のような専門分野の範疇にわたるものについては、助言をすることができません。 前者については翻訳者が参加するMLやforum、後者については専門家への問い合わせや専門書をあたって頂くよう、お願いします。 //---