インデント構文の弱点 - バリデーションを強化する

インデント構文を使ったとき、正しくないインデント、壊れたインデントがあった時のエラーが分かりづらいです。

そこで、「もし」や「の間」「関数」など、インデント可能な構文かどうかをバリデーションでチェックする機構を入れたいと思います。

「：」の前に、「ならば」「反復」「間」「繰り返す」があるか？
「：」以外の部分でインデント個数（レベル）が変化していないか？
もし文で、「違えば」から「ここまで」の個数が対応しているか？

検出が分かりにくい例

以下、エラーになります。

●readyState待ち(videoの)：
    変数 max  = videoの要素数
    変数 cnt
    真の間：
        cnt = 0
        videoを反復：
            もし対象["readyState"]>=4ならば：
                cnt = cnt +1
        もしcntがmaxならば:
            抜ける
        0.01秒待つ
    戻る

[1,2,3,4,5]のreadyState待ち

[エラー][文法エラー]a.nako3(1行目): 関数『a__readyState待』の定義で以下のエラーがありました。
[文法エラー]a.nako3(1行目): 『ここまで』がありません。関数定義の末尾に必要です。

3行目を変数 cnt=0 とすると問題なく実行可能となる。ただし、対象が[1,2,3,4,5]を返すのだが、対象["readyState"]としていることから、undefinedになり、いつまでも、cntアップされないため、無限ループとなる例。実際のところ、インデント構文ではなく、変数の問題なのだが、インデント構文のエラーが表示されるのが問題。

kujirahand / nadesiko3

インデント構文の弱点 - バリデーションを強化する #1629

検出が分かりにくい例