laughk / archlinux-note

普段使っている ArchLinux に関するメモ置き場です
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GUIを載せるまでの記録を残すスレ #7

Closed laughk closed 8 years ago

laughk commented 8 years ago

長くなりそうなのでこちらに 元: https://github.com/laughk/dell-xps15-9550/issues/5

laughk commented 8 years ago

(初ArchLinux on XPS15 より!!!)

日本語まわりを最低限整えたぞ

before

ブラウザとかではそもそも化けまくる screenshot from 2016-04-28 06-43-01

表示できてるアプリについてもだいぶしんどい screenshot from 2016-04-28 06-57-22

after

screenshot from 2016-04-28 07-02-15

screenshot from 2016-04-28 07-01-44

laughk commented 8 years ago

あと付けの記録

PC から普通にログインできるようになったら大まかに以下のようにやっていく

  1. ネットワークまわり、インターネットに出れるように仮で設定する
  2. GUIまわりの基本になる部分であるデスクトップ環境、ディスプレイマネージャーなどを入れる
    1. ネットワークまわりはこの段階で仮ではくちゃんとした恒久的なものにする
  3. 日本語の読み書きができるように
laughk commented 8 years ago

仮のネットワーク設定

すでにルーターがある状態で、DHCPが使えるならケーブルさせばすぐにネットに繋がる状態ということを前提にする。

有線LANを接続している状態で以下コマンドでパスを確認

ls /sys/class/net

デバイス名が確認できたら ip コマンドで一時的なネットワーク設定をやっとく。

DEVICE="enp0s20f0u2" ## 確認したデバイスIDを

sudo /sbin/ip addr add 10.0.12.100/24 dev $DEVICE   # ここのIPは一時的なやつ。使ってるネットワークに適宜合わせる
sudo /sbin/ip link set $DEVICE up
sudo /sbin/ip route add default via 10.0.12.254 # 使ってるネットワークのデフォルトゲートウェイを設定

名前解決できるように一時的なNameserverも入れとく (とりあえず Google Public DNS でいいと思う)

echo 'nameserver 8.8.8.8'  | sudo tee -a /etc/resolve.conf

これで google とか yahoo とかに ping を打てば返ってくる状態になったはず。 ここにきてようやく pacman を自由に使える


ちなみに有線LANは XPS13 のときのメモ に記載されているのと同じ BUFFALO 10/100M USB2.0用 LANアダプタ 経由で問題なくいけた。(今だとUSB3.0以降対応のもっといいやつあるだろうけど)

laughk commented 8 years ago

GUIまわりの基本になる部分であるデスクトップ環境、ディスプレイマネージャーなどを入れる

パッケージインストール

ここは Gnome3 と GDM の組み合わせにした。 当たり障りのないとこなんだろうけど、GDMはお手軽に使えるし最近のGnome3はそこまで嫌いじゃない。

sudo pacman -S \ 
  gdm \
  gnome \
  gnome-extra \
  network-manager-applet \
  terminator \
  xf86-input-libinput \

次回起動時にGUIログイン画面になるように GDM を有効にしておく

sudo /sbin/systemctrl enable gdm

恒久的なネットワーク設定のベース

Gnome経由でネットワークの設定を管理するので NetworkManager を有効にしておく。

sudo /sbin/systemctrl enable NetworkManager

このあたりのインストールができたら一度再起動してみる。 GUIログイン画面が出てくるはず。

laughk commented 8 years ago

日本語の読み書きができるように

入力は fcitx で。 ( 好みで uim でもいいと思う。) コンフィグツールや im は別途インストールするのを忘れずに。

sudo pacman -S fcitx-im fcitx-mozc fcitx-configtool

インストールしたら X 起動時に環境変数として読み込ませる。 ~/.xprofile あたりに以下を記載しておく

USE_IM=fcitx
export GTK_IM_MODULE=${USE_IM}
export QT_IM_MODULE=${USE_IM}
export XMODIFIERS="@im=${USE_IM}"

( from: https://github.com/laughk/dotfiles/blob/master/xprofile )

また Gnome3 だとデフォルトで意地でもibusを使おうとしてしまうので以下を忘れずに

gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.keyboard active false

更にデフォルトキーバインドだと Ctrl+Space で切り替えがバインドされているが、 いろいろ他のショートカットとバッティングしそうで嫌なので 右 Alt に Zenkaku_Hankaku をバインドする Xmodmap を用意して読み込ませる。

xmodmap ~/.Xmodmap

( ~/.Xmodmap の内容は こちら )

laughk commented 8 years ago

yaourt + AUR を使えるようにしておく

このへんまで来るとフォントやら何やら揃えたくなってくるので そろそろ Yaourt を入れて AUR パッケージも使えるようにしておく。

基本的には公式Wiki ( https://wiki.archlinuxjp.org/index.php/Yaourt ) の通り。


/etc/pacman.conf に以下を追記

[archlinuxfr]
SigLevel = Never
Server = http://repo.archlinux.fr/$arch

pacman 経由でインストール

sudo pacman -Sy yaourt

個人的な設定。 毎度 sudo するのがだるいので yaourt だけは毎度パスワードなしで sudo できるようにしておく。 visudo/etc/sudoers に以下を追記する

# ( %wheel ALL=(ALL) ALL の下に。)
%wheel ALL=(ALL) NOPASSWD: /usr/bin/pacman
laughk commented 8 years ago

日本語フォントのインストール

これをやっておかないと中華フォントだったり豆腐だったりが発生してつらいのでちゃんと入れとく。 最低限だと以下のような感じ

yaourt -S otf-ipaexfont ttf-ms-fonts ttf-symbola ttf-freefont ttf-hack
laughk commented 8 years ago

ここまでやればGUIで日本語読み書きができる最低限の環境は整うので、このIssueはクローズで良さそう