variable_bytes.rsをリファクタする

[yuki-uchida]

概要

このPR https://github.com/nttcom-webcore/moqt/commit/aceab656e4273038d0d81b6f58b5119d3d43ff13#diff-f27b55316374eb9ce27593f7[…]daa9206f54e566ca9d5638d4c9R22 の変更によって、variable_bytes.rsの関数に、read_variable_bytes_with_length_from_buffer を追加したが、この結果、同じ役割の関数が追加されてしまった。なのでこの機能を整理する。

• 以前コードは二つの機能のみだった
  • read_variable_bytes_from_buffer : 最初にどの長さだけ取り出すかをread_varibale_integerによって取得し、その後その長さ分だけ取得する
  • read_variable_bytes_to_end_from_buffer : 最後まで取り出す
• 現在のコードは以下の機能がある
  • read_variable_bytes_from_buffer : 最後まで取り出す
  • read_variable_bytes_with_length_from_buffer : 長さを指定して、その分だけ取り出す
  • read_variable_bytes_to_end_from_buffer : 最後まで取り出す

上記のPRを実装した際、「長さを指定してその分だけ取り出す」機能がないと思って新たな関数を実装したが、実際にはread_variable_bytes_from_bufferが「長さをbufferから取り出すことで判定し、その分だけ取り出す」という機能を持っていた。

やること

この変更によって、役割が被ってしまったので以下の通り修正する。

• read_variable_bytes_from_buffer : 最初にどの長さだけ取り出すかをread_varibale_integerによって取得し、その後その長さ分だけ取得する。　名前はread_length_and_variable_bytes_from_bufferにして関数名から機能を推察できるようにする
• read_variable_bytes_with_length_from_buffer : 長さを指定して、その分だけ取り出す
• read_variable_bytes_to_end_from_buffer : 最後まで取り出す

また、messageのdepacketizeでよく使われている関数なので、これらの関数を適切に使い分けるように修正する。