Open SaitoAtsushi opened 10 years ago
disjoint の訳語として互いに素というのは違和感を感じます。 互いに素というとまずは公約数が 1 と -1 だけというものを連想するからです。 R7RS 中では型の混同を許すかどうかという文脈で使われており、「互いに素」ではその意味に解釈しづらいです。 「互いに素」は広義には共通する要素を持たないという意味でも使われることもあるようなので、間違いとは言えませんが…。
R5RS のいくつかある訳文では「独立した」というような語が用いられていたので、その慣例に倣うのが無難ではないでしょうか。
個人的には「直交した」なんかも候補としては有りかなと思ったりするのですが、そういう使い方も広義なものであって、仕様の訳語としてはふさわしくないかもしれません。
この提案は言葉の微妙なニュアンスというか印象だけの問題なので、変えるほどのものでないとの判断であれば遠慮なくリジェクトしてください。
コメントありがとうございます。 ここで扱っているのは2つの数や集合ではないので、おっしゃるとおり「互いに素」という表現は文脈上おかしいかもしれません。 ここでは「独立した」あるいは「分離した」あたりの訳がふさわしいと思います。
(余談ですが、原文が individual, discrete あるいは separate ではなく、 disjoint という語を使った理由が気になりますね。)
disjoint の訳語として互いに素というのは違和感を感じます。 互いに素というとまずは公約数が 1 と -1 だけというものを連想するからです。 R7RS 中では型の混同を許すかどうかという文脈で使われており、「互いに素」ではその意味に解釈しづらいです。 「互いに素」は広義には共通する要素を持たないという意味でも使われることもあるようなので、間違いとは言えませんが…。
R5RS のいくつかある訳文では「独立した」というような語が用いられていたので、その慣例に倣うのが無難ではないでしょうか。
個人的には「直交した」なんかも候補としては有りかなと思ったりするのですが、そういう使い方も広義なものであって、仕様の訳語としてはふさわしくないかもしれません。
この提案は言葉の微妙なニュアンスというか印象だけの問題なので、変えるほどのものでないとの判断であれば遠慮なくリジェクトしてください。