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銀行業界 #8

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東京三菱銀行はIBM、三井住友銀行はNEC、UFJ銀行は日立となった。

https://boxil.jp/beyond/a3316/

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みずほ銀行 image

みずほ銀行発足時は、富士銀行のシステムが廃棄され、第一勧業銀行のシステムがみずほ銀行のシステムとして残されることとなった。同時に、日本興業銀行のシステムはほぼそのまま維持されみずほコーポレート銀行のシステムとなることになった。三行合併のメリットを生かすことなく、すべてが中途半端である。 image

三行が合併するも1つになるのではなく、みずほ銀行とみずほコーポレート銀行が併存するという奇妙な形態に、行員だけでなく顧客企業も翻弄されることになった。 みずほ銀行とみずほコーポレート銀行の業務範囲が大きく重複するため、「同じみずほなのに、窓口が二つでどちらに何を相談すればよいのかわからない」ためである。このような状況だから、本来協力しあうべきであるみずほ銀行とみずほコーポレート銀行が、互いに案件を競うことすら起こる。

この奇妙な併存は10年近く続くが、2011年の二度目のシステム障害を機に新システム構築が検討されることになる。ここに、三行が合併し2つの銀行を作る、というビジョンは間違いだったことが露呈した。みずほコーポレート銀行は、みずほ銀行に吸収され、新「みずほ銀行」となることが決定した。

なお、2012年に発表されたみずほ銀行の新システム概要は次のとおりである。 image 新システムでは、みずほ銀行の現行システムベンダーである富士通、みずほコーポレート銀行のベンダーである日立、旧富士銀行ならびみずほ信託銀行のベンダーであるIBMがそれぞれシステムを分け合うこととなった。そして、他銀行の接続システムはすでに多くの銀行・信用金庫などで実績を持つNTTデータが新たに参入している。このように、大手ベンダーが銀行システム開発を分担しあう体制は異例中の異例である。

特に大規模システム開発においては、システム開発時の責任を明確し、問題発生時の原因究明をスムーズに行うことが必要となる。このため、「基幹システムは一社のベンダーがすべての責任を持って作り上げる」のが通例だ。 image

「銀行では一度でも失敗すると、その後の出世の道はなくなる。よって、成功することではなく、失敗しないことが重要」