os_typeに"ubuntu"を指定した場合の挙動

[yamamoto-febc]

意図しないアーカイブが選択されてしまう問題があるが対応しない。

問題点

以下のようなtfファイルを指定した場合、本日時点だとUbuntu 18.04.3が対象となる。

data "sakuracloud_archive" "ubuntu" {
  os_type = "ubuntu"
}

os_typeにubuntuを指定した場合、さくらのクラウドAPIでアーカイブを検索する際にcurrent-stableとdistro-ubuntuの両方を持つアーカイブを参照し、複数ヒットした場合は先頭の1件を利用するという実装になっているが、 本日時点ではアーカイブ検索APIに以下2件がヒットする。

[
  {
    "Index":0,
    "ID":xxx,
    "Name":"Ubuntu Server 18.04.3 LTS 64bit",
    "Tags":["@size-extendable","arch-64bit","current-stable","distro-ubuntu","distro-ver-18.04.3","os-linux"]
  },
  {
    "Index":1,
    "ID":yyy,
    "Name":"Ubuntu Server 18.04.4 LTS 64bit",
    "Tags":["@size-extendable","arch-64bit","current-stable","distro-ubuntu","distro-ver-18.04.4","os-linux","ubuntu-18.04-latest"]
  }
]

先頭1件を利用するため、18.04.4が存在し、かつcurrent-stableの場合でも18.04.3が選択されてしまう。 本来は18.04.4が選択されて欲しい。

===

対応

terraform-provider-sakuracloud側では特に対応は行わない。 確実に最新安定版を利用したい場合はos_typeにubuntu1804を利用して回避する。

[yamamoto-febc]

対応不要なためクローズ