design: v1での複数ゾーン対応

[yamamoto-febc]

複数ゾーン対応の設計メモ

機能概要

https://github.com/sacloud/usacloud/blob/v-next-dev/design/v1.md#複数ゾーンのリソースの一括管理

問題点

v1での複数ゾーン一括操作対応にあたり https://github.com/sacloud/libsacloud/issues/560 が問題となる。

• 一部のリソースを除きAPIレスポンスにゾーンの情報を持っていない
• このためAPIレスポンスと該当ゾーンを紐づけるためにはリクエスト時のパラメータなどを参照する必要がある
• しかしlibsacloud v2の時点ではライブラリ側での対応が難しい

これらの問題への対応としてUsacloud側での対応を行う。

対応案

• ゾーンが省略された場合、core.Commandでの引数〜ID変換時に全ゾーンを検索、ヒットしたIDと共にゾーン情報を引き回す 参考(現在の実装の該当箇所): https://github.com/sacloud/usacloud/blob/e875940e9b0d1a36d7386130a9fa9333bc8cc911/pkg/cmd/core/command.go#L225
• core.Commandがアウトプットする(pkg/output)際に各コマンド実行時のゾーン情報を合わせて渡す? 要検討

現在のアウトプットの仕様

以下のインターフェースで呼ばれる。

type Output interface {
    Print(values interface{}) error
}

Printの引数valuesには[]interface{}が期待されている。 valuesは各コマンドのcore.Command.Func()が返したものが格納されている。

参考(core.Command.Func()が実際に呼ばれる部分の例): https://github.com/sacloud/usacloud/blob/e875940e9b0d1a36d7386130a9fa9333bc8cc911/pkg/cmd/core/command.go#L328-L350

この辺りで値を加工しゾーン情報を付与する?

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576 で対応済み