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[arXiv:2003.13678] Designing Network Design Spaces
Ilija Radosavovic, Raj Prateek Kosaraju, Ross Girshick, Kaiming He, Piotr Dollár
2020-03-30
ネットワークの設計空間を変更。GPU上でEfficientNetよりも5倍速いネットワークを構築した。
ネットワークの設計を手動ではなく自動で行う手法として、探索空間を固定して計算を進めるNASが存在する。しかしNASで設計を行う場合、ハードウェア制約などの特定条件を満たすような設定で計算が行われ、理解しずらく一般化できないモデルが出力される。
本研究では、解釈のしやすい手動での設計空間の設定とNASでの自動探索を組み合わせた。(ここでは探索空間そのものを設計する行為をさす。)
RegNetXで探索した設計空間を分析していく。
まずはFLOPsに対してモデルの構造を分析した。興味深い点として、従来は深いモデルがより高いFLOPsを達成できると考えられていたが、計算されたモデル(d)の深さはどのFLOPsでも一定であった。
またボトルネック構造が存在しないモデルが選択されている。
チャンネル数の増大率としては2.5が選択されている。
次に活性化された値を見ていった。この活性化関数はFLOPsには影響しないが、ハードウェア上でのruntimeには大きく影響することがわかっている。
上記2つの結果を合わせて再度設計空間を設定しなおし探索を行った。
RegNetXで探索したモデル同士の比較を行った。上記は100エポック学習させたモデルを使用して、64枚の画像を推論させた時間を表している。
近年のネットワークの設計はモバイル端末の基準である600MFLOPsを設定している。そこで同じFLOPsで探索したRegNetモデルと既存モデルとの比較を行った。
特徴としては、RegNetは学習時に正則化やデータ増強などを行わずに100エポックのみ学習させているのみである。
次にResNetとResNextに対して比較を行った。
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論文へのリンク
[arXiv:2003.13678] Designing Network Design Spaces
著者・所属機関
Ilija Radosavovic, Raj Prateek Kosaraju, Ross Girshick, Kaiming He, Piotr Dollár
投稿日時(YYYY-MM-DD)
2020-03-30
1. どんなもの?
ネットワークの設計空間を変更。GPU上でEfficientNetよりも5倍速いネットワークを構築した。
2. 先行研究と比べてどこがすごいの?
ネットワークの設計を手動ではなく自動で行う手法として、探索空間を固定して計算を進めるNASが存在する。しかしNASで設計を行う場合、ハードウェア制約などの特定条件を満たすような設定で計算が行われ、理解しずらく一般化できないモデルが出力される。
本研究では、解釈のしやすい手動での設計空間の設定とNASでの自動探索を組み合わせた。(ここでは探索空間そのものを設計する行為をさす。)
3. 技術や手法の"キモ"はどこにある?
4. どうやって有効だと検証した?
4.1 RegNetXの分析
RegNetXで探索した設計空間を分析していく。
まずはFLOPsに対してモデルの構造を分析した。興味深い点として、従来は深いモデルがより高いFLOPsを達成できると考えられていたが、計算されたモデル(d)の深さはどのFLOPsでも一定であった。
またボトルネック構造が存在しないモデルが選択されている。
チャンネル数の増大率としては2.5が選択されている。
次に活性化された値を見ていった。この活性化関数はFLOPsには影響しないが、ハードウェア上でのruntimeには大きく影響することがわかっている。
上記2つの結果を合わせて再度設計空間を設定しなおし探索を行った。
4.2 既存モデルとの比較
RegNetXで探索したモデル同士の比較を行った。上記は100エポック学習させたモデルを使用して、64枚の画像を推論させた時間を表している。
近年のネットワークの設計はモバイル端末の基準である600MFLOPsを設定している。そこで同じFLOPsで探索したRegNetモデルと既存モデルとの比較を行った。
特徴としては、RegNetは学習時に正則化やデータ増強などを行わずに100エポックのみ学習させているのみである。
次にResNetとResNextに対して比較を行った。
5. 議論はあるか?
6. 次に読むべき論文はあるか?
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