Open shin-kanouchi opened 5 years ago
本研究では、発話を促すための質問と情報を獲得す るための質問の、いずれの質問も生成することが可能 な対話システムを構築することを指向している.タス クに依存しない質問生成の枠組みを構築することで、 情報獲得を行いつつ対話の継続を目的とするような対 話システムの構築を目指す.タスクやドメインにかか わらず質問生成を行うため、格フレーム [6] を用いて 質問文を生成する対話システムを提案する.
「わかりました.」など、用言が含まれていて も質問生成を行う必要がない入力発話も存在する.そ こで、用言が一つも格要素を持たない場合は質問生成 を行う必要がない発話であると判定 格フレームと対応辞 書から推定した疑問詞の割合が少ない場合は質問生成 を行う必要がないものと仮定し、それぞれの格の頻度 に対してある割合以上の頻度を持つ疑問詞に対して質問候補を生成
Precision 0.0224、Recall は 0.871
(10分)
論文リンク
http://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2019/pdf_dir/P7-31.pdf
著者
○古川智雅 (NAIST), 吉野幸一郎 (NAIST/さきがけ), 須藤克仁, 中村哲 (NAIST)