shin-kanouchi
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5 years ago 概要
相談型の対話を扱うために，部分観測マルコフ過程 (POMDP) を用いたユーザの知 識と嗜好を考慮する対話状態のモデルを提案してき た.試作対話システムを利用して収集した対話データ を利用してユーザシミュレータを構築し，強化学習に より対話戦略の最適化を行った.本稿では最適化され た対話戦略を実装したシステムによる被験者実験を行 い，手法の有効性を示す.
我々が想定する音声対話システムは二つの機能を備 えている.一つ目は，ユーザが要求した情報に対して， 適切な情報を提供する機能である.システムはユーザ が要求した場合に，当該の観光スポットに関する説明 や評価基準に関する説明を提示する.二つ目は，ユー ザに情報を推薦する機能である.システムはユーザか ら要求された情報を提供した後に，意思決定を支援す るための情報を提供する.(例: システムが提供できる 情報を伝達，現在の話題に対する詳細な情報を提供) 本研究で最適化するのは後者の推薦機能である.
対話シナリオは与えていないが，スポット を決定したタイミングで決定を明示するために「(ス ポット名) に行きます」と発話するように指示した.
(15min) (理解薄い)
論文リンク
http://www.anlp.jp/proceedings/annual_meeting/2012/pdf_dir/D3-8.pdf
著者
○翠輝久, 大竹清敬, 堀智織, 柏岡秀紀 (NICT)