BSD系でのビルド及び動作確認

[taka-tuos]

どちらか片方：

• [ ] つついさんあたりに依頼する
• [ ] 自分でNetBSD環境(i386とevbppc/Wii)を用意する

[tsutsui]

とりあえずここにメモします。個別の issue のほうがよければ指摘してください。

• (1) Makefile の $(RM) の定義

  • これは GNU make でしか定義されないっぽくて BSD make では未定義なので make clean がエラーになる
    • これは rm 直接表記でも良いような。 GNU make の Makefile.am でも rm っぽいので

• (2) strptime(3), timegm(3) , strftime(3) のプロトタイプ

  • 5 で私が書いたコードが悪いという話なのですが

    • strptime(3) は XPG4 もしくは POSIX.1-2008 (Ubuntu manだと POSIX.1-2001 と書いてあるけど、正しくは POSIX.1-2008 で追加っぽい)
    • timegm(3) は GNU拡張
    • strftime(3) は C99
  • NetBSDの <time.h> では
    • <sys/features.h> で、 _XOPEN_SOURCE や _POSIX_C_SOURCE 等の標準定義がなければ _NETBSD_SOURCE が定義される
    • strptime(3) は _XOPEN_SOURCE あり もしくは _NETBSD_SOURCE ありで有効 (POSIX.1-2008 の定義は反映されていないっぽい?)
    • timegm(3) は _XOPEN_SOURCE も _POSIX_C_SOURCE も無い場合に有効
    • strftime(3) は常時有効
  • Linux というか glibc だと、_XOPEN_SOURCE ありでないと strptime(3) が定義されない？

というわけで、どう定義するのがよいのかを他の事例で見たほうが良さそうです

[taka-tuos]

とりあえず(1)に関しては直接表記に直しておきます。 (2)は面倒だな～～～というのもあり、あとなんかmacだとstrptimeの挙動がアレらしいので (ref: https://qiita.com/YujiSoftware/items/1b65591efda79933fc79) がさっと書き換えてもいいのかもなあと思いつつ。 昔[いつ?]は_XOPEN_SOURCEナシでもLinuxでビルドできていたわけなので、そこもちょっと追っかけたいところです

[tsutsui]

昔[いつ?]は_XOPEN_SOURCEナシでもLinuxでビルドできていたわけなので、そこもちょっと追っかけたいところです

単純に「昔はプロトタイプなくても警告が出るだけでビルドは通ってた」だけという気はします。 gcc11くらいからNGになってませんでしたっけ。（NetBSD 10.0 の gcc10 は警告だけで通るっぽいが）

ただ、 64bit time_t を返す関数で暗黙 int と解釈されると big endian マシンで動かなくなるかも? （試してない）

glibc の <feature.h> を見ると _GNU_SOURCE を定義すると何でもありになるようなので、それだけにするか、 _GNU_SOURCE _BSD_SOURCE _NETBSD_SOURCE 全部定義するか、くらい？

[taka-tuos]

単純に「昔はプロトタイプなくても警告が出るだけでビルドは通ってた」だけという気はします。

多分これです！Archメインなのでもうgcc14という

_GNU_SOURCE _BSD_SOURCE _NETBSD_SOURCE 全部定義するか、くらい？

とりあえずこれで行けそうなので行ってみます(glibcには_BSD_SOURCEがdeprecatedだ、と怒られるがまあよいでしょう)

[tsutsui]

https://github.com/taka-tuos/nanotodon/commit/b9cf143dba15e6c6cb5ec451cfce651ea451e1e7 で NetBSD/i386 10.0 ではとりあえず通っています

mirage-% make
cc -O2 -g -DSUPPORT_XDG_BASE_DIR -D_GNU_SOURCE -D_BSD_SOURCE -D_NETBSD_SOURCE -I/usr/pkg/include   -c nanotodon.c -o nanotodon.o
cc -O2 -g -DSUPPORT_XDG_BASE_DIR -D_GNU_SOURCE -D_BSD_SOURCE -D_NETBSD_SOURCE -I/usr/pkg/include   -c sbuf.c -o sbuf.o
cc -O2 -g -DSUPPORT_XDG_BASE_DIR -D_GNU_SOURCE -D_BSD_SOURCE -D_NETBSD_SOURCE -I/usr/pkg/include   -c squeue.c -o squeue.o
cc -O2 -g -DSUPPORT_XDG_BASE_DIR -D_GNU_SOURCE -D_BSD_SOURCE -D_NETBSD_SOURCE -I/usr/pkg/include   -c utils.c -o utils.o
cc -O2 -g -DSUPPORT_XDG_BASE_DIR -D_GNU_SOURCE -D_BSD_SOURCE -D_NETBSD_SOURCE -I/usr/pkg/include   -c config.c -o config.o
cc -O2 -g -DSUPPORT_XDG_BASE_DIR -D_GNU_SOURCE -D_BSD_SOURCE -D_NETBSD_SOURCE -I/usr/pkg/include   -c messages.c -o messages.o
cc -o nanotodon nanotodon.o sbuf.o squeue.o utils.o config.o messages.o  -L/usr/pkg/lib -Wl,-R/usr/pkg/lib -lcurl -lpthread -lm
mirage-%

pkgsrc用定義がコメントであれば手抜きできるかも（ドキュメントサボれるかも）というくらいです

diff --git a/Makefile b/Makefile
index 1f9f4e9..1af865a 100644
--- a/Makefile
+++ b/Makefile
@@ -3,6 +3,8 @@ OBJS = nanotodon.o sbuf.o squeue.o utils.o config.o messages.o

 # Use $XDG_CONFIG_HOME or ~/.config dir to save config files
 CFLAGS += -g -DSUPPORT_XDG_BASE_DIR -D_GNU_SOURCE -D_BSD_SOURCE -D_NETBSD_SOURCE
+#CFLAGS += -I/usr/pkg/include
+#LDFLAGS += -L/usr/pkg/lib -Wl,-R/usr/pkg/lib
 LDLIBS += -lcurl -lpthread -lm

 # default

[taka-tuos]

コメント返し忘れてた：pkgsrc用のコメントも追記しておきます

[taka-tuos]

とりあえず現状OKそうなのでいったんCloseします(また怪しければ開ける)