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ruby専用仮名を抑制するoption を otf.sty に追加したいと思います。
斎藤さんのオリジナルの otfbeta 以来の仕様で、expert オプションを選択すると、仮名は、横組み専用仮名、縦組み専用仮名、ルビ専用仮名を使うようになります。 しかし、原ノ味フォントを実フォントとして使用する場合、原ノ味フォントが(その元の源ノ同様)ルビ専用仮名のグリフを含んでいないためルビが豆腐になってしまいます。 (例えば、こちらの報告) 原ノ味フォントで横組み専用仮名、縦組み専用仮名を使いつつ、ルビの仮名は標準を使いたい、というのが今回の狙いです。
提案するパッチは以下の通りです。 オプションを noruby とし、expert オプションとともに使用すると、ルビ用仮名のフォントとして標準を選択する。 例えば rubyminr-h → nmlminr-h, rubygothr-v → nmlgothr-v の選択になる。 \rubyfamily が定義されるのは変更なし。
noruby
expert
rubyminr-h
nmlminr-h
rubygothr-v
nmlgothr-v
\rubyfamily
japanese-otf-uptex v0.29 に反映し、CTAN投稿しました。
ruby専用仮名を抑制するoption を otf.sty に追加したいと思います。
斎藤さんのオリジナルの otfbeta 以来の仕様で、expert オプションを選択すると、仮名は、横組み専用仮名、縦組み専用仮名、ルビ専用仮名を使うようになります。 しかし、原ノ味フォントを実フォントとして使用する場合、原ノ味フォントが(その元の源ノ同様)ルビ専用仮名のグリフを含んでいないためルビが豆腐になってしまいます。 (例えば、こちらの報告) 原ノ味フォントで横組み専用仮名、縦組み専用仮名を使いつつ、ルビの仮名は標準を使いたい、というのが今回の狙いです。
提案するパッチは以下の通りです。 オプションを
noruby
とし、expert
オプションとともに使用すると、ルビ用仮名のフォントとして標準を選択する。 例えばrubyminr-h
→nmlminr-h
,rubygothr-v
→nmlgothr-v
の選択になる。\rubyfamily
が定義されるのは変更なし。