低速ストレージかつ非キャッシュ時の圧縮ファイルを開く動作の高速化

[tor4kichi]

ArchiveImageCollectionContextが常に全件列挙を必要とする実装が動作高速化のボトルネック。

現状、全件列挙が必要となってる要件としては

• 画像ビューアや画像リストアップ時の画像の 並べ替えのため
• 圧縮ファイル内の フォルダ構造の把握 のため

の２つがある。さらに実用上としては、

• 全件列挙動作時に、画像単品の取得動作を差し込んでも動作する必要がある
• 並び替えタイプごとにEntry.KeyからElementAt用のインデックスが取得できれば並べ替え指定されていても o(1) でアクセスできる。

[tor4kichi]

遅くなってる原因は各Archive実装の実装上、IArchive.Entiresプロパティにアクセスした時点で全件取得処理が入るからと見受けられます。（内部的にLoadEntriesで全部取っている）

回避するには、IReaderをReaderFactory等で作成して、イテレーション動作が最小限になるよう自前で管理すれば、ほとんどのケースで開くまでの体感時間の改善はできそうです。

ただし、ツバメビューアの都合上、フォルダ単位の移動のためにフォルダ構造を把握しなければならないため、少なくとも初回は全件走査が必要です。あるいはフォルダ単位の移動がリクエストされた時点で全件取得を行うようなUIも組み合わせた工夫が必要となりそうです。