WCAG 2.1 (2023)：JSの更新

[tsmd]

やること

• 用語参照機能を移植する
• 依存しているJSのアップデート

仕様書の使い勝手を高めるためにJSによるエンハンスメントが行われている。2018->2023の変更点のひとつに用語参照機能の新規追加やJSのアップデートが行われている。このissueではそれに追随する。

用語参照機能を移植する

• 文中の用語にマウスオーバーするとツールチップで説明が表示される
• 用語の定義をクリックすると参照元の一覧が表示される

HTML末尾あたりに、参照元を一覧するダイアログの要素（role=dialog を持つ要素）がずらずら並んでいるので、それを移植する。

依存しているJSのアップデート

原稿の翻訳にはHTML末尾あたりに

<script src="https://www.w3.org/scripts/TR/2016/fixup.js"></script>

というスクリプトの参照がある。本家はこれがアップデートされているので

<script src="https://www.w3.org/scripts/TR/2021/fixup.js"></script>

に置き換える。

[momdo]

やってもよいとは思いますが、 （ほかにHTMLを修正する必要があるのであれば）翻訳を全部した上で、2023の原文のHTMLに訳文を流し込んだほうが確実な気がするんですよね…

[tsmd]

そうですね。同感です。 自動化する妙案があるといいなと思いつつ。

[bakera]

若干それますが、w3.orgから直接読んでいるJS/CSSはWAICのサーバーに持ってくるべきかもという話もありますね。

[tsmd]

w3.orgから直接読んでいるJS/CSSはWAICのサーバーに持ってくるべきかも

たしかにです。持ってきたほうがいいように思います。

[tsmd]

WCAG21ではコンテンツ以外の部分はそのままにしておくことにしました。 「対応しない」としてissueを閉じます。