Fix compile error on linux-4.14.

cupnes commented 6 years ago

Linuxカーネルメインラインの4.14でBIO周りの定義が変更されたために、 WalBドライバでその定義を使用していた箇所でコンパイルエラーが発生していました。

メインライン側のカーネルソース同梱ドライバへの修正内容を参考に、WalBドライバへも同様の修正を行い、コンパイルエラー無いこと、動作としてはwalb-toolsのscenario0.pyの全シナリオテストがSUCCESSすることを確認しております。

パッチは3つあり、修正内容は以下のとおりです。いずれもメインラインのコミットに従って同様の修正を行っています。

85dcafa bugfix: #2: unable to reference part_inc_in_flight() and part_dec_in_flight().
- issue #2 の修正です
- [1]のコミットでpart_inc_in_flight() and part_dec_in_flight()がカーネルモジュールから参照不可になっており、[2]のコミットに従ってジェネリックな関数を使用するように修正しています
039fc33 reflect the mainliine commit "block: replace bi_bdev with a gendisk pointer and partitions index".
- [*3]のコミットでbio構造体のbi_bdevメンバをbi_diskへ変更する修正を行っており、同コミット内のドライバ修正内容に従ってWalBドライバ内を修正しています
de1892d reflect the mainliine commit "block: pass in queue to inflight accounting".
- [*4]のコミットでpart_round_stats()とpart_inc_in_flight()の定義が変更されており、同コミット内のドライバ修正内容に従ってWalBドライバ内を修正しています

なお、そもそも4.14はサポート外かと思われ、どのようにマージされるか(あるいはマージしないか)はお任せいたします。 (まずはmasterではなく"for-4.14"等でブランチを作成し、そちらへのマージされる形でしょうか。)

starpos commented 6 years ago

ありがとうございます。

de1892d と 85dcafa を分ける意味が私には良く分からなかったのですが、何か意図はあるのでしょうか？
master ブランチは、最新 kernel を追い掛けることにしています。過去の kernel version 向け WalB driver の修正は、必要なら for-VERSION ブランチを作ってメンテナンスするポリシーです。今のところ。
scenario0.py は主に walb-tools をテストする目的で作られていて、簡単な動作確認としてはもちろん OK なのですが、WalB kernel driver をきちんとテストする目的では作っていません。では何が driver のテストなのかというと、部分的にツールが転がっていますが、手動テストしか今のところありません。。とはいえ、4.14 向けはとりあえずビルドできてとりあえず動けば良いと考えています。

cupnes commented 6 years ago

de1892d と 85dcafa を分ける意味が私には良く分からなかったのですが、何か意図はあるのでしょうか？

すみません。分ける必要は無かったです。 de1892d と 85dcafa はマージして再度PR出させてください。 (修正した順にコミットが残っていただけです。すみません。。)

また、masterブランチの用途とテストについてもありがとうございます。承知いたしました。

walb-linux / walb-driver