Open hakubishin3 opened 6 months ago
オンラインデーティングサービスを題材に、2部グラフのネットワークにおけるユーザー推薦について取り組んでいる。ユーザーの好み(誰を好きになるか)と魅力(誰に好かれるか)の両方を考慮した推薦モデルを提案している。
本論文ではベースラインの1つにマッチ行列を扱ったモデルを採用しており、なんでマッチを直接予測しないの?という疑問に対する解釈が載っている(ので読んでみた)。
マッチング推薦においてマッチは目的変数としてはノイズが少なくて優れている一方、スパースであり情報量が少ない。例えばマッチ行列では「A→B:Aの応募に対するBの返信なし」と「A→B:AのBに対する興味なし」を区別することができず、嗜好の推定に必要な情報を大きく欠落させてしまっているのが問題となる。そのため、一見非効率だが直接マッチを予測するよりも「A→B」と「B→A」を推定して集約する形(今の相互推薦システムの主な方向性)のほうが筋が良い。
↓スコアに対する後処理
https://arxiv.org/abs/2305.13859
Peitian Zhang, Zheng Liu, Yujia Zhou, Zhicheng Dou, Fangchao Liu, Zhao Cao
SIGIR ’24
これまで文書検索はweb検索を始め様々な箇所で使用されてきた。 最近従来の疎・密な検索に変わるものとして、generative retrievalが有望視されている。 具体的には、各文書にDタイトルやngram, 合成クエリなど様々ではあるがdocidの識別子を割り当て、LLMによってdocid自体を生成する。
生成的検索では関連するdocidを正確に生成する必要がある。 ただし、生成中に関連するトークンが誤って刈り込まれ(生成されず)、docidを正しく生成できないことがある。
生成的検索時のデコードではこのように誤ったDocIDを生成してしまう問題がある。
Point of Interests(POI)訪問予測タスクで空間相関や時系列相関、POIの属性などのMulti-context correlationsを学習するBusyness Graph Neural Network (BysGNN)を提案
CHIIR '2024
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Machine Learning 輪講は最新の技術や論文を追うことで、エンジニアが「技術で解決できること」のレベルをあげていくことを目的にした会です。
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