DNSについて学ぶ

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DNSがよくわかる教科書を読む。 その後、https://www5e.biglobe.ne.jp/~aji/3min/index.html 読んでさらっ〜と復習する。

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第一章 DNSが作られた背景

分散管理で大切な要素は「階層化」と「委任」

👉 これはDNSだけではなく、様々な分散管理サービスや組織の管理において大事な要素だな〜。

管理範囲を分割して階層化して、責任者に委任するという事は、委任がしっかり成立している （= それぞれの階層を担当する人が担当部分を管理して責務を全うする）ことが大事

これはソフトウェアの観点に置き換えても同じ。分かりやすい例で言うと、◯◯アーキテクチャは沢山あるけど本質はどれも同じ。

クリーンアーキテクチャとオニオンアーキテクチャはレイヤの数と名前が少し違うだけで、 依存の方向性を適切にコントロールするという本質の部分は全く同じ。

上位レベルの方針（ドメイン要素）を含むものを依存される側にして、DBやUIといった詳細部分を依存する側に置いている。

完全にそのアーキテクチャに寄せるような設計でなくても、管理範囲を適切に分割（ドメイン層、DB層、UI層）して、それぞれの階層において管理・責務がきちんとなされていればサービスの成長・変化（複雑性）に対応することは可能であることを常に意識しておく必要がある。

（DNSと全く関係ない感じになった）

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第一章 DNSが作られた背景

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DNS（Domain Name System）とは？

(ユーザー) example.comのようなドメイン名でアクセス (Webブラウザー) インターネットプロトコル（IP）で通信を行う。

ドメイン名の導入を前提として管理されたシステムのこと。

重要な基本機能としては、利用者の要求に応じてドメイン名に対応するIPアドレスを探し出す（名前解決）と言うもの。（要するに、ドメイン名をIPアドレスに変換しますよって事）

DNSの仕組み

大雑把に言うと、ドメイン名の階層ごとに管理者に問い合わせて、委任が行われていれば「この人に委任している」と言う情報をもらい（ドメイン名の階層構造をたどり）、最終的な答えであるIPアドレスを得ている。

ドメイン名とDNSによる階層構造は、それぞれの階層のレジストリがそれぞれのゾーン（委任によって管理を任された範囲）を担当する必要がある。

大雑把な登場人物

• スタブリゾルバー（情報が欲しい人）
• フルリゾルバー（情報が欲しい人から依頼を受けて、名前解決する人） 👉 名前解決の実行・その際の実行内容をキャッシュする
• 権威サーバー（情報を提供する人） 👉 階層化と委任により、ルートを頂点とした階層構造を持つ。ゾーンの設定内容をドメイン名・タイプ・クラスの3つの情報で構成された「リソースレコード」と言う形で保持する。

名前解決する上で大事なこと

階層構造をたどり正しいドメインまで到達するには委任情報（委任元サーバーが応答する委任先サーバーのネームサーバー情報）が大事。

→ 委任先（子）が委任元（親）に正しいネームサーバー情報を登録すること → 委任元（親）は委任先（子）から受け取ったネームサーバー情報を委任情報として正しく応答すること

リソースレコード

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レジストリとレジストラ

ドメイン名を使う 👉 そのドメイン名を管理するレジストリのレジストリデータベースへの登録が必要。

主要なTLD(ex: .jp / .com)ではその登録の仕組みとして、レジストリ・レジストラモデル を使用している。（レジストラを介してドメイン名を登録するフロー）

1つのTLDに対して、レジストリは１つだけど、レジストラは複数存在する。

親会社（レジストリ）のサービスのパッケージ販売している指定事業者（レジストラ）がいくつもあるイメージ。そのため、自分の用途（予算）にあった指定事業者（レジストラ）から登録することができる。

レジストリの役割

1. レジストリデータベースの運用管理
2. ポリシーに基づいた登録規則の策定
3. 登録申請の受付
4. Whoisサービスの提供
5. ネームサーバーの運用
6. 情報発信 👉 株式会社日本レジストリサービス（JPRS）では情報発信や教育啓発活動を行なっている。

レジストラの役割

1. 登録者からの登録申請の受付
2. レジストリデータベースへの登録依頼
3. Whoisサービスの提供
4. 登録者情報の管理

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ドメイン名を使えるとはどのような状態？

ドメイン名を使うことができる = どのドメイン名のWebサイトにWebブラウザにアクセスできる状態

• ドメイン名を取り扱うネームサーバーをインターネット上で動かす
• 登録したドメイン名に関する情報を上記のネームサーバーに設定する