スレビューのテキストを描画する方法を about:config で変更できるようにする

[ma8ma]

スレビューのテキストを描画する方法を about:config で変更できるようにする

背景や動機

現在、スレビューのテキストを描画する方法はビルドオプション(-Dpangolayout=enabled)で指定することができます。 2つの方法(PangoLayoutとPangoGlyphString)はpangoライブラリで実装できるためビルドオプションによって1つに限定する意味はあまりありません。

利便性を良くするため about:config でテキストの描画方法を切り替えられるようにすることを提案します。

解決方法

about:config に「スレビューのテキストを描画する方法 ( 0: PangoGlyphString 1: PangoLayout )」を追加します。 また、ビルドオプション(-Dpangolayout=enabled)は削除せず残しデフォルトの方法を指定する仕組みに変えます。

今のところビルドオプションの削除は計画しません。

代替案

• ビルドオプションを削除する オプションを削除するとビルドやCIが壊れるかもしれません。 デフォルトの方法を指定することで従来の仕組みと互換性を残します。

• テキストを描画する方法を1つにする どちらの方法が良いか判断が難しいです。 将来のGUIライブラリの更新や変更で選択肢が減り方法が1つだけになる可能性はあります。

追加の情報

描画方法が2つあるのはPangoGlyphStringを使うとスレ描画が速くなるけど不具合も見つかったためPangoLayoutを残したようです。 これは2006年の話で、最近のマシンやディストロでは描画速度の違いはっきりしませんでした。

https://pc10.5ch.net/test/read.cgi/linux/1155578592/586