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新刊クラス,パッケージファイル
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クラスファイル(弱点克服 大学生の確率統計より)

「統計学」の進行に伴い内容を一部変更 2018/08/21

test

サンプルのコンパイル

platex --synctex=1 toukeigaku-sample.tex
dvipdfmx toukeigaku-sample.dvi

「統計学」では

\usepackage{toukeigaku}%% 統計学の基本設定
%\usepackage{basic}%%     統計学以外で使う基本設定

を指定する.

toukeigaku-sample.texの記述の説明

読み込む図版ファイルの管理

プリンブルにある

\graphicspath{{./fig/}{./samplefig/}}

は,\includegraphicsで読む画像ファイルのpathの初期値の設定です. (この場合はまず./fig/を探し見つからなければ./samplefig/を探す) これは(例えば執筆者ごとに画像pathを変えるなど)任意のものに変更していただいてOKです.

読み込むTeXファイルの管理

\include\includeonlyで読ませるファイルを制御できます. 通常はそれぞれ指定するファイルを対にします.

\includeonly{
maegaki,
Chap01,
Chap02,
Chap03
}
\begin{document}
\include{maegaki}
\include{Chap01}
\include{Chap02}
\include{Chap03}
\end{document}

これでコンパイルすると,通常通りすべてのファイルを読んで処理を行います.

\includeonly{
maegaki,
Chap01,
%% Chap02,
Chap03
}

このように\includeonly側の任意のファイルをコメントアウトすると, \includeコマンドはChap02.texだけ処理をパスします. \inputで読ませて同様のことをした場合のとの違いはノンブル,\ref\label,各種カウンタなどの情報がそのまま保持される点です.

一度全ファイルを処理しておく必要があります

また \inputと違い\includeでのファイル読み込みには改頁が伴います.なので図表などの読み込みには不適切です.

2018/08/21 end


「弱点克服 大学生の確率統計」で用意した独自の環境

「概要」の記述

\chapterの直下に指定します.

\begin{abstract}

\end{abstract}

「問題」

[ ]でのoptionは,「問題のレベル」を指定します. 既本では,[基本],[標準],[発展]があり, 省略は[基本]になっています.TITLEは省略できません.

\begin{問題}[標準]{TITLE}

\end{問題}

「解説」

問題の解説です. 画像化されたタイトルが付きます.

\begin{解説}

\end{解説}

「網掛け」箇所

\begin{網掛け}
\end{網掛け}

「解答」

問題の解答です.文字サイズは小さく印字されます. 画像化されたタイトルが付きます.

コラム「teatime」

2017/10/24にtable,figureなどに対応 optionでタイトルを指定します. 省略した場合は付きません.

\begin{teatime}[タイトル]
\end{teatime}

巻末の「TEST shuffle」

巻末のコラム「TEST shuffle」です. ひとつのコラムで \begin{TEST} \end{TEST} で括ります.

\begin{TEST}
    \begin{SQenumerate}%% □でlabelを囲ったenumerate環境
        \item
        \item
    \end{SQenumerate}
\end{TEST}
\begin{TEST}
    \begin{SQenumerate}
        \item
        \item
    \end{SQenumerate}
\end{TEST}