omniORBへのパッチを本家に提供する

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macOSにおいて -flat_namespaceが指定される理由

• http://mirror.informatimago.com/next/developer.apple.com/releasenotes/DeveloperTools/TwoLevelNamespaces.html

Mac OS X 10.0 (Cheetah) のリンカは簡単な仕組みで動作していた。

• 10.0ではリンクするライブラリ名は記録するが関数名は記録しない
• 同名の関数を有する2つのライブラリを同時にはリンクできない
• これをflat namespaceという

Mac OS X 10.1 (Puma) 以降では、

• リンカは関数シンボルをそのライブラリとともに記録するようにした→リンカの仕様変更
• これをtwo-level namespaceという
• 10.1以降ではtwo-level namespaceがデフォルト
• two-level namespaceはflat namespaceと互換性がある
• 万一同じ名前空間に複数のシンボルが含まれている場合は multiple defined symbols errorが出る場合がある

ただし、10.0.4 未満のリンカツールではtwo-level namespaceライブラリをリンクするとクラッシュする可能性がある。 これを回避するには

• -flat_namespaceオプションを使用する
• 10.0.4 以上であれば問題ない

ということで、-flat_namespace はもはやセットする必要のないオプションである。

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AppleのDynamic Librariesのドキュメント

https://developer.apple.com/library/archive/documentation/DeveloperTools/Conceptual/DynamicLibraries/100-Articles/OverviewOfDynamicLibraries.html

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-undefined dynamic_lookup オプションは Panther (Mac OS X 10.3) から導入されたらしい。 https://lists.macports.org/pipermail/macports-dev/2008-November/006273.html

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omniORBのMLにパッチを提案 https://www.omniorb-support.com/pipermail/omniorb-list/2021-November/032192.html