Orchestration toolchain for TELLO drone.
Demos are available on tellorche.hachi.sraft-ps.org.
Ryze Tech社のトイドローンTelloを編隊飛行させるためのツールチェインです。
PC向けのマスターアプリとコントローラにあたるデバイスを用意すれば、設定した飛行シーケンスに従ってTelloを動かすことができます。
Tellorcheでは標準のビルドツールとしてGradleを採用しています。
起動コマンドの Gradle Wrapper
は、Windowsの場合は gradlew.bat
に、*nix系OSの場合は gradlew
として読み替えてください。
master-app
を利用する際は、事前にcontroller
を用意してください。
master-app
はJavaで開発されています。利用するPCに JRE8 または それ以降 のバージョンがインストールされていることを確認してください。
JREはOracleのウェブサイトからダウンロードできます。
なおTellorche GUIを利用したい場合は、上記のOracle版JREのような「JavaFXに対応したJRE」であること併せて確認してください。
JDKで利用したい場合、Amazon Correttoなどが該当します。
ESP32系ボードのMicroPython Controllerを用いる場合などに必要です。
インストーラはSilicon Labsのウェブサイトからダウンロードすることができます。
なお、UbuntuなどのLinux系OSを利用している場合はドライバは不要です。
Windowsの場合はCOM*
、
macOSの場合は/dev/tty.SLAB_USBtoUART*
Ubuntu等Linux系OSの場合は/dev/ttyUSB*
の形式でシリアルポートを検出することができます。
GitHubリポジトリのReleasesから、tellorche-master-app.jar
をダウンロードしてください。
サンプルがexamples/に掲載されています。
必要に応じて、controllers
プロパティ内のssid / passphrase / com_descriptor
などを編集してください。
以下のコマンドで実行できます。
java -jar ${ダウンロードしたjarファイルのパス} gui
たとえばC:\Users\myuser\Downloads\tellorche-master-app.jar
へダウンロードした場合、以下のようになります:
java -jar C:\Users\myuser\Downloads\tellorche-master-app.jar gui
以下のプラットフォームをサポートします
Windows / Mac / Linux distributions
利用にはJava SE 8以降のインストールが必要です。
Telloを操作するためには、いずれかのcontrollerが必要です。
MicroPythonに対応した開発ボード。ESP32-DevKitCでの利用を想定しています。
ESP32互換製品として一部他社製のより安価なボードでも動作確認をしています。
前述の ./gradlew.bat build
による全ビルド以外に、特定モジュールのみビルドする方法があります。
./gradlew.bat buildMasterApp
Pythonはビルドする必要がありません。
構文をチェックするには、以下を実行してください。
./gradlew.bat lintController
LICENSE ファイルを参照してください。